イギリス・サザンプトンにいます。
月曜入りして、火曜に地質巡検に参加しました。サザンプトンからフェリーで1時間ほどのワイト島は恐竜の化石が取れることで有名なところとのことです。海岸を歩きまくって2万歩ほど。疲れたけど楽しい巡検でした。一番印象的だったのは恐竜の足跡の生痕化石です。泥質層を踏みしめて空いた穴を砂岩層が埋めて、現在波の侵食でゴロゴロ落ちてる砂岩のブロックが足跡の形をしている！びっくりしました。
水曜日と木曜日は国際海洋掘削プロジェクトのプロポーザル（提案書）を審査する会議でした。木曜日の朝に帰国のためのPCR検査を受けました。夜ホテルに戻ると一旦寝てしまいまして、1時半ごろ目覚めてスマホを見ると、PCR検査の結果がメールで来ていました。あれ、おかしいな、日本政府指定のフォーマットじゃない。よーく見ると、なんと陽性でした。あらららら。これは帰れないぞ。こっから派遣元の組織に連絡、保険会社に連絡、旅行会社に連絡。とりあえず、翌日のフライトは乗れないので旅行会社に変更のお願いをしました。ところ、なんと日本への帰国便はほぼ満席で、直近のフライトは12日と言うことでした。うーん止むを得ない。大学と学生にも連絡し、来週するべきことでできなくなったことをお願いしました。ホテルはひとまず5日まで延泊。同じホテルの同じ部屋で延長できました。
症状は全く軽く、ちょっとした鼻水とちょっとした喉の痛みで、体温も正常そうでした。色々対応して4時前には寝て、7時に元気に朝食を取りました。味覚障害なし。昼前にちょっと外に出て体温計と一番安い風邪薬と少しの着替えを手に入れました。体温を測ると平熱。だるさがあるかなぁと言う感じです。おとなしく今日は一日ホテルにいようと言うことで、ぼやぼやしていると、ちょっと熱が上がってきました。それでも37.4度。全然元気です。
次はいつPCRを受けようか迷っています。長い人は20日ほど陽性が続くことがあるらしく、12日の便にも間に合わないことがあるそうです。１週間しても陽性が続く場合は日本領事館に連絡すると、特別配慮がもらえることがあるそうです。もし早くPCRを受けて陰性だったら、今のフライトをキャンセルして、片道切符で帰ることもできますが、中東経由で25万円だそうです。ホテル代も高いからまぁ、どちらがお得かわかりませんが、一応延泊のホテル代は保険会社が持ってくれると言うことで、多分おとなしく止まっていた方がお得だと思います。
12日に帰れるだろうか？まだ何かありそうだなぁ。
イギリスはコロナの特別対応が全くない自由の国なので、全くストレスありません。体調も良い。
