バドミントン再開

 長引いた風邪がようやく治り、ついに月曜からバドミントン再開しました。心拍数はまぁまぁどころではなく、かなり上がりますね。初日は最大168、翌日は154、1日休んで、昨日は175!

いいんでしょうか?

 

やっている最中は全く胸の違和感ありません。手術前はもっと低い心拍数で胸痛が起こり、心拍が上がりきらない状態でした。治療のおかげでそれが完全になくなったと実感できるのは、以前と同じような強度の運動に復帰できたからですね。

ただバドミントンが終わった後の心拍の下りが遅い感じです。2時間経っても80台、3時間で70台といった感じです。通常の安静時は60台なのでそこまでなかなか落ちきらない感じです。

 

あと、バドミントンに復帰してから、安静時にちょっと胸の痛みを感じるのですが、すぐ治ってまたちょっと痛いという感じで、虚血の症状ではなさそうです。なんだろう。

ということで、心臓の緊急手術から2ヶ月でバドミントンに復帰できてしまっております。ありがたいことです。

 

風邪のおかげでマラソンの練習ができておりませんでした。これもそろそろやらないとだめですね。

来週は卒論の締め切りと博論の最終発表会、週末に卒業生の結婚式、再来週に卒論発表会とイベントが目白押しです。大変楽しみです。

2026年になりました。イタリアと風邪

みなさま、遅いですが、新年明けましておめでとうございます。

 

昨年末から年始にかけて、妻と私の実家でのんびりしました。関東です。

で、そのまま、イタリアへ。フィレンツェ再びです。なんと、日本の研究プロジェクトがフィレンツェで国際ワークショップを共同で開催しまして、これに参加するために、1月4日からイタリアへ飛びました。

ワークショップは7日からなのですが、少し早めに入り、昨年のサバティカルからやってきている共同研究の打ち合わせをやりました。

ワークショップでは、イタリアの沈み込み帯研究者が多く集まり、大変勉強になりました。イタリアだけでなく、アメリカやイギリス、台湾などからも来ていました。アメリカからは9月に高知に来ていたドンの学生もいて、再会を楽しみました。

ワークショップ後にエルバ島へ一泊二日の巡検に参加し、12日の飛行機で13日に帰国。この間ずーっと娘のところにいた妻と羽田空港で合流し、高知に戻りました。

 

のですが、イタリアのエルバ島巡検初日が大変寒く、その夜くらいから咳と鼻水が出始めまして、治らないまま帰国しました。ただ咳と鼻水だけで発熱はなく、体調は悪くありませんでしたので、14日と15日は大学に出勤しました。14日は心臓手術後の定期検診を受けて、血液検査の結果は良好でした。ところが、15日の夜に微熱ですが発熱がありました。あらおかしいな、ということで、16日に病院へ行きました。微熱で咳と鼻水でしたので、耳鼻科にいきましたら、抗生剤と咳鼻水を抑える薬をもらいました。それを飲んで寝たところ、全然良くならず、翌日は38度越え、悪化しています。発症してから遅れてここまで発熱するとは、こんなことあるんかなーと思いつつ、薬を飲んで1日寝込みました。食欲はありますし、発熱してもあまりだるさはなく頭脳は明瞭です。食べて薬を飲んで寝る、を繰り返して翌朝一旦平熱に戻ったと思ったら、朝食後また発熱、38度越えです。二日連続です。薬のせいかな?と思うような発熱です。多分違うけど。この日も同じように食べて薬飲んで寝る、で1日が消えました。

月曜日、相変わらず発熱ですが、やや下がってきました。午後に内科に行って診てもらったところ、肺炎のようでそうではない、が、念の為薬出します、といった感じで、抗生剤と咳を抑える薬をもらいました。夕方ころから発熱が治りましたが、鼻水と咳は残りました。

 火曜日からようやく出勤できるようになりまして、鼻水と咳も少しずつ良くなってきました。まだ完治ではないですが、ここまででもすでに長かった。こんなに長期で風邪を拗らせたことはほんとしばらく記憶にないです。

 

 という感じで、年始は楽しいイタリア出張と苦しい体調不良で始まりました。今年はどうなるでしょうか?

 

 血液検査の結果が良かったのか、主治医からバドミントン復帰が許可されました。多分高知龍馬マラソンも出られそうです。心臓病にも軽いものから重いものまでいろいろあるようです。

 

 

2025年も終わりますね

2025年も終わりますね。今年はイベントが多い、やばい年でした。来年も早々にイベントがあるのですけども。来年のこのイベントが終わると、今年度は安らかに過ごせると思います。

 

今年の2月にイタリアフィレンツェでの10ヶ月のサバティカルから高知に戻り、モタモタしていたと思ったのですが、4月以降、怒涛の一年でした(プラス来年のイベントもリストアップ)。

 

4/22-4/30 日向灘研究航海

5/1-5/2 滋賀京都家族旅行

5/2-5/7 オーストリア・ウィーン  IODP Science evaluation panel

5/25-5/30 地球惑星連合大会

6/1-6/8 デミアンとその仲間たちと四万十巡検

7/2-7/9 イタリア・アルプスサンプリング

7/10-7/15 オランダユトレヒト

8/7-8/10 三波川帯巡検

8/12-8/18 帰省

9/14-9/16 熊本地質学会

9/18-9/22 ドン、ハロルド、エンチャオとその仲間たちと四国巡検

9/23-9/26 高知で国際ワークショップ

9/28-9/30 授業巡検

10/12-10/20 南アフリカワークショップ

11/24-12/13 IODP ちきゅう研究航海

12/27-1/3 帰省

1/4-1/13 イタリアフィレンツェワークショップ

 

で、11/17に心臓手術がうまいこと挟まっています。危なかったです。調べてみると、人によっては心筋梗塞で本当に死にそうになって、術後も後遺症が残り運動制限があるなどすることもあるようです。が、私の場合本当に運良く、手術前でも安静時には痛みもなく、心筋へのダメージはほぼなく、いいタイミングで手術を受けられました。死にそうだった自覚はありません。

 

来年度はこんなに忙しくならないようにゆっくりしようと思います。

それでは、みなさん、良いお年をお迎えください。

ちきゅうに乗船中です

 ただいま掘削船ちきゅうに乗船中です。今回は堆積物物性を担当しています。心臓病手術から1週間で乗船し、どうなる事かと思って最初は結構ビクビクしていたのですが、乗船して2週間が経過し、なかなか大丈夫そうだ、という自信がついてきました。

 常にアップルウォッチで心拍を記録して、グラフを常に表示させる設定にしています。安静時は60−70、階段で一気に110−120、でも階段が終わればすぐ60-70に回復します。睡眠時は50台で、低め安定です。乗船1週間で試しに運動してみようと、ジムに行きまして、軽い室内バイクとトレッドミルでの歩行で1時間ほどやりました。この時は心拍は100を超えないようにして、1時間90台を維持できました。

 今日は術後19日目で、もうちょっとチャレンジしてみようと思い、室内バイクの負荷をやや上げて、トレッドミルでの歩行もやや速くして、心拍数110台で1時間運動しました。これまた安定して運動ができました。歩行に至っては、体が温まるにつれて同じ速度でも心拍が下がる傾向がありました。

 ということで、何かあったら終わりかも、という気持ちで乗船したところではあるのですが、今の所大丈夫で、多分最後まで大丈夫そうです。日に日に何かある危険度は下がっていく傾向だと思われます。

 研究の方は、予想の範囲の上出来の方を達成しました。データを取っているときは硬くなったりやらかくなったりなんか変だなと思っていたのですが、データを全部まとめてみると、なかなかに良い傾向が現れて、楽しい結果でした。まだ、どう解釈したら良いかは追加実験や他のデータで補完していく必要があるかもしれませんが、船上データだけで何やら言えそうです。

 しかも新しいIODP3ではレポートがピアレビュー論文となるということで、若手の業績に直結する点で良い事だと思う一方、あまり書きすぎるとハイインパクトなジャーナルに出しにくくなるという懸念もあり、研究者の中で議論が起こっています。レポートなら出し惜しみなく、かつお気楽に作文できますが、論文となるとちょっと構えてしまいますね。

 また、今回はレポート作成にあたり、ChatGPTが大活躍です。Matlabコードが一瞬で出来上がり、グラフがバンバン作成されます。また、英語の修正も大変ありがたいです。引用文献はまだまだ嘘が多いです。論文を読ませて要約させる、という点でも、間違いがないか、色々探らねばなりません。ですが、格段に楽で早いです。

 来週金曜日に下船ですが、まだデータが出し終えていないところもあり、レポートの作成が続きます。結果プレゼンもあります。10日に清水に着くそうですが、下船は12日までできないそうです。流石に心臓に何かあれば10日以降は病院に運んでくれるでしょうから、10日まで何事もなければ安心です。

不安定狭心症だった

 昨日、不安定狭心症の手術を行いました。まさかとは思いましたが冠動脈が狭窄していました。すぐに拡張処理してステントを設置して、無事手術終了。入院して二日目、で、これを書いております。

 

 ことの発端は、2週間前金曜日のバドミントンでした。メンバーが集まらず、二人でシングルスをやりました。これが結構激しく、心臓の限界までいったと思ったのですが、思ったより心拍が上がっていませんでした。胸がズーンと痛みます。このような痛みは確かに心拍が上がった時に感じるズーン、でしたが、その割には心拍が上がってないな、と感じました。

 その後、日曜日にランニングしても胸が痛い。心拍上がらない。

これをChatGPTに相談したところ、それは労作性狭心症だと言われました。労作性とは運動時という意味だそうです。運動時だけ痛い。運動をやめるとすぐ痛くなくなる。その時は、これはやばいかもと思ったのですが、その日は日曜日だったので、放置。

翌月曜日にバドミントンをやったら似たよう症状で、心拍上がらず、胸がズーンと痛い。運動した時だけ。運動をやめると痛くない。やはりChatGPTの助言が気になったので、家の近くの循環器科に行きました。レントゲンや心電図を取りましたが、安静時だからか異常は見つからず。血液採取をして、ニトロをもらって帰りました。ニトロはすぐに血管を拡張してくれる薬で、虚血で心臓が痛ければ、速攻で治るとのことです。胸がズーンと痛くなった時にニトロが効けば心臓、効かなければそうでないということでした。

 翌日にまたバドミントン。やっぱり痛い。早速ニトロを飲んでみましたが・・・。何か即効性があったような気がしないでもないけど、運動をやめたら痛くなくなるので、ニトロのせいかどうかもわからない。

 翌日のバドミントンは、心拍もやや上がり、痛みも和らいでしました。ニトロ使わず。

 次の金曜日のバドミントンではまた痛みが戻りました。心拍も上がらず。この時は、左腕に痺れが伴いました。ChatGPTによると、これは神経が胸筋に圧迫されているからで、胸筋肉離れと連動しているとのことでした。うーん。

 と、バドミントンから戻ると病院から電話がかかってきており、血液検査で一箇所気になるところが出たと。すぐに病院に向かいました。

 お医者さん曰く、トロポニンIという値がやや高い、と。これは心臓の痛みを強く反映していて、それ以外にない指標とのことでした。ですが、その場合、炎症やら心筋梗塞関連の値と連動するはずが、全くない、と。心電図もほとんど変化ない。ですが、もういっそのことカテーテル検査をお勧めします、と言われました。えー!いきなりそこまで行きますか?

 その頃、私の中では、狭心症か胸筋の肉離れかのどっちかで、どちらかというと胸筋の肉離れよりでした。その時先生は、カテーテル検査は入院になるので、土日で考えて月曜日に返事ください、とのことでした。

 日曜日、ちょっと走ったらすぐ痛くなりました。500mくらい。すぐ走るのをやめたら痛くない。腕も痺れてる。これは、胸筋の肉離れだな。

 月曜日、朝に病院に歩いて行きました。すると胸が痛くなってきました。あらおかしいな、心拍90くらいだけど。リュックの左肩を外すと、腕の痺れが取れて、痛みも和らぎます。うん、これは肉離れだな。試しにニトロを飲んでも、痛みはで続けます。うん、これは肉離れだな。

 そう思って病院に行き、先生にこれは肉離れっぽいから、カテーテル検査はやめて、運動負荷時心電図で様子を見ましょう、トロポニンIも他の値と連動しないので、測り間違えかもしれないし、というと、先生は、

「いや、トロポニンIは見過ごせない値なのです。心電図もちょっと変化している感じがします。このまま帰すわけには行きません。」とやや頑なです。確かにカテーテル検査で何もなければ確定ですしね。ですが、血管きってやるほどか、とも思います。

 先生はついには、「救急病院行けばトロポニンIがすぐ出る病院があります。そちらを紹介するので、そこでトロポニンIの再検査をしてください。」と招待状を持たせてくれました。

 救急病院に昼前に着いて、昼過ぎに採血、新エコー、心電図、レントゲンとやりまして、先生に呼ばれたところ、

はっしーさん、よくない数字が出ましたよ。トロポニンIだけがやはりやや高いです。」

とはいえ、前回より減ってはいますが。やはりこの先生もトロポニンIを重視しています。他の値と連動していない。心エコーも問題ない。心電図は微妙に違うような気もする。本当にトロポニンIだけ見過ごせない、といった感じです。

「私の感覚だと、おそらくどこかが狭窄しています。カテーテル検査を受けてください。お願いします!何もなければ、そのまま手術は終わります。」

確かに、確実に狭窄があるかないかを確認しておいて安心すれば良いかと思い直し、カテーテル検査を受けることにしました。夕方、そのままカテーテル検査に突入です。妻を呼び、着替えて点滴、ベッドで手術室に移動、手術ベッドに移動。多くの人が行き交っています。すごい慌ただしい。

 でカテーテル検査が始まりました。右腕に麻酔して、先生がヒモみたいなものを入れて行きます。周囲にx線の受診板が立体的に私の周りを動き、ベッドも縦横に動いて、ケーブルの先を追っていくと心臓にたどり着きます。その様子が、メガネのない私にもボヤッと見えます。

造影剤が入った感覚もありました。

はっしーさーん、やはり詰まってましたよ!」

「一箇所だけですか?」

「一箇所だけです。」

複数箇所ある場合は血管バイパス移植だという話を聞いていたので、やや一安心です。

「それでは、ステント設置しますね。」

ということで、そこからもゆっくりバブルで開いて、ステント入れてバブルで開いて、とやっていたようです。

はっしーさーん終わりましたよ。」

まぁまぁ長く感じました。外に出たら6時過ぎでした。妻は先生に説明を聞いていました。先に病室に行って色々処置をしている間に妻がきました。

「ちゃんと狭くなっていたよ。これがこう開いたんだって。」

と写真を見せてくれました。

 妻は7時半には帰りました。晩御飯はなしでした。8時ごろ、先生から部屋内の徒歩が許されました。血液検査の結果が良かったようです。簡易トイレを部屋に設置してもらえました。

 あまりよく寝られませんでした。カテーテルの傷を止めている腕輪のところで腕が浮腫んで、痛かったです。朝を迎え、たまたまのタイミングで院長回診でした。カテーテルの大家だそうです。リハビリ頑張りましょうと言われました。

 朝に血液取って、9時ごろに心電図取って、先生からもう院内を歩いて良いと言われました。が点滴とバイタルがくっ付いていてそれが取れる午後まで歩けませんでした。

 午後に妻がきて、病院のコンビニ行って、甘いものを買って楽しんでます。

 明日には退院できそうです。この心臓病手術は、ほんとすごいテクノロジーだわ。日曜日から掘削船ちきゅうの研究航海に参加します。先生も大丈夫だろうとのことです。

 そんでもって運良かった!運動してなかったら心拍数が上がらないとか気が付かなかったろうし、ChatGPTに相談しなかったかもしれません。ChatGPTに相談しなかったら狭心症とは思わなかったかも。カテーテル検査を強く勧めてくれた二人の先生にも感謝です。月曜の午後の診察から夕方6時に手術が終わるという、ほんとフレキシブルな対応でありがたかったです。予後は順調で、安定すればまた同じように運動できるようです。むしろある程度した方が再発防止のためには良いらしい。