昨日、不安定狭心症の手術を行いました。まさかとは思いましたが冠動脈が狭窄していました。すぐに拡張処理してステントを設置して、無事手術終了。入院して二日目、で、これを書いております。
ことの発端は、2週間前金曜日のバドミントンでした。メンバーが集まらず、二人でシングルスをやりました。これが結構激しく、心臓の限界までいったと思ったのですが、思ったより心拍が上がっていませんでした。胸がズーンと痛みます。このような痛みは確かに心拍が上がった時に感じるズーン、でしたが、その割には心拍が上がってないな、と感じました。
その後、日曜日にランニングしても胸が痛い。心拍上がらない。
これをChatGPTに相談したところ、それは労作性狭心症だと言われました。労作性とは運動時という意味だそうです。運動時だけ痛い。運動をやめるとすぐ痛くなくなる。その時は、これはやばいかもと思ったのですが、その日は日曜日だったので、放置。
翌月曜日にバドミントンをやったら似たよう症状で、心拍上がらず、胸がズーンと痛い。運動した時だけ。運動をやめると痛くない。やはりChatGPTの助言が気になったので、家の近くの循環器科に行きました。レントゲンや心電図を取りましたが、安静時だからか異常は見つからず。血液採取をして、ニトロをもらって帰りました。ニトロはすぐに血管を拡張してくれる薬で、虚血で心臓が痛ければ、速攻で治るとのことです。胸がズーンと痛くなった時にニトロが効けば心臓、効かなければそうでないということでした。
翌日にまたバドミントン。やっぱり痛い。早速ニトロを飲んでみましたが・・・。何か即効性があったような気がしないでもないけど、運動をやめたら痛くなくなるので、ニトロのせいかどうかもわからない。
翌日のバドミントンは、心拍もやや上がり、痛みも和らいでしました。ニトロ使わず。
次の金曜日のバドミントンではまた痛みが戻りました。心拍も上がらず。この時は、左腕に痺れが伴いました。ChatGPTによると、これは神経が胸筋に圧迫されているからで、胸筋肉離れと連動しているとのことでした。うーん。
と、バドミントンから戻ると病院から電話がかかってきており、血液検査で一箇所気になるところが出たと。すぐに病院に向かいました。
お医者さん曰く、トロポニンIという値がやや高い、と。これは心臓の痛みを強く反映していて、それ以外にない指標とのことでした。ですが、その場合、炎症やら心筋梗塞関連の値と連動するはずが、全くない、と。心電図もほとんど変化ない。ですが、もういっそのことカテーテル検査をお勧めします、と言われました。えー!いきなりそこまで行きますか?
その頃、私の中では、狭心症か胸筋の肉離れかのどっちかで、どちらかというと胸筋の肉離れよりでした。その時先生は、カテーテル検査は入院になるので、土日で考えて月曜日に返事ください、とのことでした。
日曜日、ちょっと走ったらすぐ痛くなりました。500mくらい。すぐ走るのをやめたら痛くない。腕も痺れてる。これは、胸筋の肉離れだな。
月曜日、朝に病院に歩いて行きました。すると胸が痛くなってきました。あらおかしいな、心拍90くらいだけど。リュックの左肩を外すと、腕の痺れが取れて、痛みも和らぎます。うん、これは肉離れだな。試しにニトロを飲んでも、痛みはで続けます。うん、これは肉離れだな。
そう思って病院に行き、先生にこれは肉離れっぽいから、カテーテル検査はやめて、運動負荷時心電図で様子を見ましょう、トロポニンIも他の値と連動しないので、測り間違えかもしれないし、というと、先生は、
「いや、トロポニンIは見過ごせない値なのです。心電図もちょっと変化している感じがします。このまま帰すわけには行きません。」とやや頑なです。確かにカテーテル検査で何もなければ確定ですしね。ですが、血管きってやるほどか、とも思います。
先生はついには、「救急病院行けばトロポニンIがすぐ出る病院があります。そちらを紹介するので、そこでトロポニンIの再検査をしてください。」と招待状を持たせてくれました。
救急病院に昼前に着いて、昼過ぎに採血、新エコー、心電図、レントゲンとやりまして、先生に呼ばれたところ、
「はっしーさん、よくない数字が出ましたよ。トロポニンIだけがやはりやや高いです。」
とはいえ、前回より減ってはいますが。やはりこの先生もトロポニンIを重視しています。他の値と連動していない。心エコーも問題ない。心電図は微妙に違うような気もする。本当にトロポニンIだけ見過ごせない、といった感じです。
「私の感覚だと、おそらくどこかが狭窄しています。カテーテル検査を受けてください。お願いします!何もなければ、そのまま手術は終わります。」
確かに、確実に狭窄があるかないかを確認しておいて安心すれば良いかと思い直し、カテーテル検査を受けることにしました。夕方、そのままカテーテル検査に突入です。妻を呼び、着替えて点滴、ベッドで手術室に移動、手術ベッドに移動。多くの人が行き交っています。すごい慌ただしい。
でカテーテル検査が始まりました。右腕に麻酔して、先生がヒモみたいなものを入れて行きます。周囲にx線の受診板が立体的に私の周りを動き、ベッドも縦横に動いて、ケーブルの先を追っていくと心臓にたどり着きます。その様子が、メガネのない私にもボヤッと見えます。
造影剤が入った感覚もありました。
「はっしーさーん、やはり詰まってましたよ!」
「一箇所だけですか?」
「一箇所だけです。」
複数箇所ある場合は血管バイパス移植だという話を聞いていたので、やや一安心です。
「それでは、ステント設置しますね。」
ということで、そこからもゆっくりバブルで開いて、ステント入れてバブルで開いて、とやっていたようです。
「はっしーさーん終わりましたよ。」
まぁまぁ長く感じました。外に出たら6時過ぎでした。妻は先生に説明を聞いていました。先に病室に行って色々処置をしている間に妻がきました。
「ちゃんと狭くなっていたよ。これがこう開いたんだって。」
と写真を見せてくれました。
妻は7時半には帰りました。晩御飯はなしでした。8時ごろ、先生から部屋内の徒歩が許されました。血液検査の結果が良かったようです。簡易トイレを部屋に設置してもらえました。
あまりよく寝られませんでした。カテーテルの傷を止めている腕輪のところで腕が浮腫んで、痛かったです。朝を迎え、たまたまのタイミングで院長回診でした。カテーテルの大家だそうです。リハビリ頑張りましょうと言われました。
朝に血液取って、9時ごろに心電図取って、先生からもう院内を歩いて良いと言われました。が点滴とバイタルがくっ付いていてそれが取れる午後まで歩けませんでした。
午後に妻がきて、病院のコンビニ行って、甘いものを買って楽しんでます。
明日には退院できそうです。この心臓病手術は、ほんとすごいテクノロジーだわ。日曜日から掘削船ちきゅうの研究航海に参加します。先生も大丈夫だろうとのことです。
そんでもって運良かった!運動してなかったら心拍数が上がらないとか気が付かなかったろうし、ChatGPTに相談しなかったかもしれません。ChatGPTに相談しなかったら狭心症とは思わなかったかも。カテーテル検査を強く勧めてくれた二人の先生にも感謝です。月曜の午後の診察から夕方6時に手術が終わるという、ほんとフレキシブルな対応でありがたかったです。予後は順調で、安定すればまた同じように運動できるようです。むしろある程度した方が再発防止のためには良いらしい。