禁煙(追記)

 現在禁煙継続中。4時間。手持ちの電子タバコスティックの最後を吸って、禁煙を開始しました。とはいえ、昔買ったベイプを復活させ、ニコチン無しの水蒸気の煙で口寂しさを紛らわしています。そういう禁煙もあるみたいです。ニコチン中毒からの脱却をめざせばよい、らしい。

 なぜ禁煙を思い立ったかというと、正月開けの人間ドックで高血圧と腎臓不調が指摘され、タバコやめたほうがよいですよ、と言われたのがきっかけといえばきっかけですかね。再検査が必要だけども、1ヶ月ほど生活習慣を見直した上で、とのことで、毎日血圧を測り、麦茶を意識的に飲み、禁酒日を週に2日設けたりはしたのですが、禁煙はしませんでした。

 で、おととい、ようやく再検査に行きました。高血圧は相変わらずでしたが、腎機能は正常になっていました。麦茶を意識的に飲んでいたのがよかったのだろう、とのことです。血管もおもったより柔軟で年相応、肺も綺麗、心臓も肥大していないということで、高血圧に関連する臓器の異常は今のところ大丈夫とのことです。とはいえ、お医者さんのいうところでは、年齢的にもそろそろタバコをやめる時期に来ているのではないか、タバコのニコチンで血管が収縮し、高血圧になれば必ず臓器に影響がある、タバコを吸って健康はあきらめたほうがよい、とのことです。今、日本ではタバコ吸っている人が病院に来たら禁煙を積極的に勧めることになっている、タバコが原因の病気にかかると保険支払いが高いから!とのことでした。なぜか、そのときは素直に、あーそろそろやめ時かな、と思いました。

 ふと頭をよぎる、禁煙した友人たち。あー、あの人もあの人も、あの人もあの人も、気がついたらタバコやめてたな。1月上旬、アメリカから帰国して東京後泊の時に卒業生たちと飲みました。やはり一人禁煙成功者がおりまして、禁煙アプリを教えてもらっていたのでした。そのアプリではスピリチュアルな?禁煙の意識改革を促す文章が読めて、禁煙を開始したら時間カウントとともに、いくら得したとか、どんな体の状態になったかとかが確認できます。まさか使う日が来るとは思ってませんでした。

 病院で禁煙を意識した時点で、まだ電子タバコスティックが二箱残っていました。よく言うのは決めたらその場で全部捨てろ!とか。もったいないですよね。卒業生に教えてもらったアプリでは、ちゃんとニコチンとの戦いが理解できたなら、最後の一本を吸ってから始めて良い、と書いてありました。結局ニコチン中毒から脱却し、二度とニコチン中毒に戻らない、この意識だけでよいようです。ニコチン無しベイプでニコチン中毒から脱却できるなら、使い倒そうと思っています。どうなるかわかりませんが、とりあえず、海外に飛行機でいくくらいは頑張ります。

 

(追記)なんだか順調です。3日目に突入。昨日は飲み会でしたが、吸わずに乗り切りました。これまでいつも同じコンビニでタバコを買っていて、顔見知りの店員さんは何も言わなくてもタバコを取ってくれていました。禁煙開始日、いつものように顔見知りの店員さんがタバコを取ろうとしているところを、「いや!今日はいいです。今日から禁煙です!」と禁煙宣言してしまいました。本日3日目もコンビニで、「禁煙どうですか?」と聞かれて、「意外と順調です。3日目の今が一番辛いですー」てな感じで、努力してますアピール!うざいおっさんです。とか、実は思ったより辛くない。なぜだろう?

ニコチンに頼らない、自然なドーパミンで喜びを感じたい!とかいう知識のおかげでしょうか?ニコチン中毒でいいことなんてほんとないですね。(と、信じて生きている、今のところ)