Papers rejected

 リジェクト・・・。甘美な響きですね・・・。

 先日出していた二本のロンブン。一本は昨年12月に、もう一本は3月に出していたものです。同じ雑誌。先週くらいに12月のロンブンの結果が返ってきまして、リジェクト。3月のロンブンの結果は昨日返ってきてリジェクト。
 ちょっと調子に乗っておりました。これからは謙虚に生きようと思います。科研費が当たった喜びもどっかに吹っ飛んでしまいました。
 12月のロンブンの方は3名のレビュワーに回っておりました。通常は2名のところ、3名だったのは当確線上にいたためだと思われます。結果が出るまでありえないくらい長くかかったのも、おしかったからかもしれません。一人はもう読む気もないような短いコメントでした。残りの2名は楽しく読みました!とかリバイスしてすぐに公表するべきだとか言ってくれており、かなり前向きなコメントでした。その2名はしっかりコメントもつけてきてくれており、それにならって修正して、早急にまたどこかに投稿しようと思います。
 3月のロンブンの方は、一月半で結果が返ってきたので一般的な期間と言えます。2名のレビュワーとも、内容はこの雑誌にふさわしくないとのことでした。そこそこちゃんと読んでくれており、コメントも的確です。これもコメントにならって修正すれば、まぁそこそこの雑誌に載るレベルだと思います。
 ちょっと調子こいてレベルの高い雑誌に挑戦したのが敗因だと思います。このレベルはちょっと次元の違う論理的な詰めが必要みたいです。レビュワーもレベルも高い。ナイスチャレンジ!と自分を励まして、ひとまずこれらのロンブンはレベルを下げた雑誌に変更します。
 いずれ次のチャンスがあれば・・・、チャンスとはストーリーがシンプルで論理構成に疑いがなくインパクトの高い内容で短く端的にかけるような研究結果に出くわすということですが、あるいはそういうロンブンに自分がまとめきれる能力をもつということですが、そういうチャンスが来たらまたチャレンジしたいと思います。もうちょっとだと思います。
 しばらく謙虚に生きよう・・・。