今年もまた卒論修論無事終了、高知龍馬マラソン

久しぶりのポストです。なんでか書く気が起こらんかった。

 

 毎年のことながら、今年も無事卒論修論が終わりました。今年は修論3名、卒論3名もおり、過去最大の規模でした。中には安心感のある子、まぁなんとかなるだろうという子、おいおい大丈夫かという子がおり、特に最後のグループの子のことでやっぱり気を揉むことになるんですね。でも、まぁなんとかなるのは毎度のことで、気を揉むのは取り越し苦労なのですが、気を揉むんですよねぇ。なぜでしょう?長年やっているが、謎は解けぬ。とはいえ、過去の先輩の資産やら、私の経験の蓄積などで省エネで最大成果を出す、効率化が図られていると思います。それでなんで気を揉むことになるのか?相手のあることですし、私もおっさんですが人間ですので、毎年一様ではありませんね。何はともあれ、みなさん卒業・修了おめでとうございます。終わって、みんなで河原でバーベキューして、学生部屋でマリカゲーム大会やら飲み会やって、楽しく過ごしました。娘に鍛えられていたので、おっさんの私もマリカでそこそこ勝てました。

 

 で、日曜日。高知龍馬マラソン完走しました。3年ぶりの開催でした。いろいろ忙しく、あまり練習はできていませんでした。妻からは練習もしないでなぜ出ようとするのかと問い詰められました。ほぼ毎日のバドミントンで運動しているからか、たまに練習しても5キロはなかなかのタイムで走れていました。当日は研究室で唯一参加する学生と合流し、ブドウ糖と塩タブレットを分け与え、一緒に散歩してスタートに備えました。学生は一グループ上のタイムで申告しており、それぞれのグループ集合場所で待機。

 やや小雨が降り始める中、程なくしてスタート。瀬古さんや間寛平(おもろかった)、金さんなどのご尊顔を拝みます。数分のところで娘と妻の応援を受け、次第にランナーもばらけて、通常走行に移ります。アップルウォッチでキロタイムと心拍数を確認します。おっさんのペースではキロ7分で心拍数150をキープ。これでどこまで距離を伸ばせるかがポイントです。ほとんど練習してないけど。お尻の筋肉を使うように、脚を温存しながら。順調に10キロ通過。おー、こらまだまだいけるぞー、このまま30キロ行っちゃったらすごいタイム出るぞー、とか毎回思います。アホです。案の定、15キロで絶望感が沸々と湧いてきます。あと27キロ?ありえん。いかんいかん考えるのをやめろ、1キロ1キロ着実に。28キロくらいまでこの調子で行けたらラッキー。18キロ通過。3年前はバドミントンで痛めた足をおして出ていたため、もうここから歩いちゃっていたのですが、今年はそれを超えました。20キロ手前で浦戸大橋の上り坂!上りは完全歩きです。ですが、下りで走り始め、22キロくらいまで行きました。3年前はここで無念のリタイアでしたが、無事通過。で心が折れて歩き始めました。ここまでキロ7分代ペースをキープしてました。

 歩いては走り歩いては走りを繰り返し、しばらくキロ8分台。次第にキロ9分台に。その頃は考えるのを本当にやめて、100歩歩いたら30ブレス走る機械になると決めたのですが、それも長くは続かず、ついに残り4キロで走れなくなりました。歩くだけで足痛い。どうも左足の小指の爪が割れているようだ。右足の薬指の下も皮剥けてっるっぽい。調子こいた厚底シューズの薄いカバーが足首の下に食い込んでいる。ついに4キロを歩き通し、ゴールの陸上競技場に突入。カーブを曲がって最後の直線だけ気力で走り、ゴール!5時間54分でした。9年前の5時間41分がベストで、リタイア含め5回の出場の中で3番目の記録でした。年取った割に悪くない。

 私の半分ほどしか背のないおばぁちゃんに抜き抜かれつのデッドヒート(非常に遅い)。結局最後は追いつけず、感動しました。沿道の応援、飲食の配給、ブラスバンドの音楽、折れた心にグサグサ刺さりました。ありがとうございました。

 翌月曜日は流石にバドミントンは休みましたが、火曜日は痛みの残る中でもできました。今日水曜日は明日の卒業生の結婚式のために宮崎へ移動中の伊丹空港ラウンジでビール飲んでます。あーうまい。