今日は大学は休みで、小学校は普通にあって、嫁はコナミでヨガやるというので、一人でツーリングに行くことにしました。高知の隠れた清流・仁淀川に沿って上流へ上がって行くコース。目指すは雲の上の伝説の集落・仁淀川町椿山(つばやま)です。
めずらしく写真メインで行ってみます。
美しすぎる仁淀川!天気もよくサイコーの気分で走れました。
最初の沈下橋で記念撮影。水がきれいです。ちょっと黄砂でかすんでるかな?愛車はKAWASAKI KSR II (80cc)です。2ストロークでバカッパヤです。
で、あっさり仁淀川町についてしまいました。役場の近くで「ひょうたん桜」という看板を発見。見に行ったら山を登ってエライ遠かったです。樹齢約500年。県の天然記念物だそうです。
役場まで降りてきて、椿山への道を確認中、目の前の橋が国の有形文化財の川口橋だという看板。昭和10年完成。
さっき道を確認したのに間違えて、意気消沈しながらご飯を食べることにしました。土佐ジローという高知のブランド鶏のたまごで作ったオムライス。おいしかったです。
立派なこいのぼり。端午の節句ですね。
で、目指すは天空の伝説の集落・椿山です。その昔平家の落ち武者が天皇をかばってここまで辿り着き、3年ほど過ごしたという逸話があるそうです。こんな細い道を延々30分以上走ります。その先は行き止まり。標高600-800m程度。霊山石鎚山の南斜面になります。ほとんど愛媛との県境です。昔和歌山のフィールドも山深かったですが、ここまで人気のない急峻な山道ではありませんでした。ほんとうに地の果てに来たような気分です。道路は舗装されていますけども。電線も来てますけども。
不安な気持ちで辿り着いた集落には急峻な斜面にへばりつくように古い家々が立ち並ぶ。なんか怖い。
椿山神社の境内。安徳帝などが祀られているという。
ほんとは他にも見所があったのですが、人里からかなり離れたところにぽっつりと人気のない集落があることに恐怖を感じ、あまり探索しないまますごすご帰路につきました。携帯はもちろん圏外で、現場では調べられないことを念頭に置かなかったことが敗因です。
帰りは越知町から佐川町、日高村、いの町まわりで帰りました。途中、お尻が痛くなってきたので、休憩しようと思ったら、きれいな参道がみえました。日高村小村神社という神社でした。用明天皇2年(587年)の創建と伝えられているそうです。まさに伝説の時代ですね。現在の社殿は宝永2年(1705年)に建造されたものだそうです。背後に立派な杉の木。
背後の立派な杉の木は神木「燈明杉」です。樹齢1000年以上と言われているそうです。
このあと、仁淀川に下流域で合流。川沿いを下って天王から朝倉まわりで帰りました。ついでに一度は行っておこうと思っていた朝倉城跡を見に行きましたが、最後が徒歩でのぼりだったので、あきらめました。
ユニクロで半袖襟付きシャツのバーゲン品を買って、家に着きそうになったところで娘の下校と一緒になりました。グットタイミング。
ということで、ご神木や神社参りのツーリングとなりました。日本の伝統は奥が深いですね。