イタリアで納税ID(Codice Fiscale)を取得する

 イタリアの生活のことを全く調べずにきたので色々時間がかかってしまっているのですが,今日は納税ID(Codice Fiscale)を取ってきました.

 新しいアパートの不動産屋さんが,

「Codice Fiscaleを持っていますか?」

と聞いてきました.あ,やっぱりいるのか,と.

 イタリアのsimをオンラインで契約しようとすると,このCodice Fiscaleを入力する欄が出てきていたのでした.外国人含めて誰でも取れるということです.日本でも取れたらしいのですが,相変わらず大阪総領事館は不親切なホームページで,やる気を削ぎます.

 しかしCodice Fiscaleは個人番号としてあらゆる生活に関わる番号で,イタリアで生活するにはほぼ必須のようです.

 90日ツーリストもイタリア国内でこいつを取れるとわかったので,早速先週金曜日に取りに行ってみました.Agenzia delle entrateというところで申請するそうです.申請書とパスポートのコピーで行けると書いてありました.とりあえず,突っ込んでみました.

 入り口に受付窓口が二つあり,一つの方に英語で

「Codice Fiscale」がほしいです.

というと,向こうも英語で返してくれます.

「予約ありますか?」

「・・・,え,予約いるんですか?」

「はい」

ということで,その場で予約を取ってくれました.受け入れのパオラからもイタリアのお役所仕事はひどいと言われていたのですが,現場は思ったより良いです.

 

で,本日,予約した時間に行きました.念の為,ポスドクのキアラが付いてきてくれました.

また,窓口で,予約番号を見せると,

「パスポートありますか?」

パスポートを渡すと,入国日の分かるスタンプのあるページと顔写真のページが一枚になるようにコピーしてくれて,申請書と共に渡してくれました.そうか,90日以内を示すために入国日のページのコピーも必要だったんですね.顔写真のページのコピーしか持っていませんでした.ありがたい.後,順番待ちの番号チケット.

 次の部屋のモニターに番号が出るのを待ちつつ,念の為,もらった申請書に書き込みます.実はネットで申請用紙をゲットし,パソコンで申請書を作成していたのでした.で,順番が来て,手書きとパソコンで作成したものを渡すと,パソコンの方を受け取って,なんかデータ入力して,印刷した紙にハンコついてサインして終了です.

あっという間でした.カードの送付先を気にしていたのですが,90日ビザの人にカードは送らないそうです.まぁ,呆気なくCodice Fiscaleをゲット!不動産屋に連絡しました.

これで安いsimも購入できます.

 

と,喜んで,このポストを書いていたら,同室のパオラが・・・,

はっしー,」

 

続く