教授会で地震

 本日、教授会がありました。うちの教授会は教員全員参加が原則です。6階の大会議室で行われます。

 しばらくして、地震がありました。高知では大変珍しいです。6階だからか、震源が遠いからか、ゆったり結構長く揺れました。みんな気がついていたはず。

 教授会は地震を無視して淡々と進みます。

 すぐに私も隣の教授もネットで地震情報を見ます。すると1分前くらいの情報がすでに出ています。

 私「紀伊水道、地下42キロですって。」

隣の教授「深いな、マグニチュードは5.4か。」

 私「まだ、発震機構でないですね。」

隣の教授「和歌山で震度4か、広いな。」

そのときすでに、震度分布のマップがでてました。高知市は震度2。防災情報ページでは、すでに震度と市町村のリストがでてました。この間、3−4分。

 それから1分するかしないかで、発震機構がでました。

隣の教授「横ずれだな。」

 北東南西方向の高角な断層が動いたようです。それにしては震源が深いような気がしないでもない、な。

 といったことが、日本ではすぐにわかります。すごいですね。

 教授会は淡々と進みます。地震がなかったかのように。

 このような地震の情報が瞬時にわかる日本、弱い地震は何事もなかったかのようにやり過ごす日本人。日本では日常的ですが、ちょっと未来に行きすぎている気がしないでもない。