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住民登録証をゲット

 月曜日に研究所からのInvitation letter(招聘状)をもらい、長期滞在ビザのための書類で必要なのは住民登録証だけとなりました。申請場所は県庁のようなところでcity hallです。秘書室のジャスミン曰く、朝一で行った方が待ち時間が少なくて済むらしい。開館時間は朝8時から。最初に泊まったホテルの近くなので、バスで向かいました。来たばかりの頃ならば、歩いていたかもしれませんが、もう疲れました。

 ちょうど8時過ぎくらいに到着。立派な建物です。当然ながら何が何やらわからない。廊下ですれ違った女性に早速聞いてみます。

「住民登録したいのですが、どこですか?」

「この先です。受付番号票をもらってください。」

「ダンケシェーン」

で、行ってみると廊下の椅子にぱらぱらと人が待っている。ドアには番号が付いていて、上に電光掲示板で受付番号のリストが出ていました。順番が来るとピンコーンと音がなり、受付番号と部屋番号が表示され、その番号の部屋に入っていくシステムのようです。てっきり銀行みたいに受付番号票を出す自動マシーンがあるものと思ったのですが、見当たらない。また、人に聞きます。

「どこで受付番号票がもらえますか?」

「一番の窓口です。入っちゃってください。」

「ダンケシェーン」

確かに1番だけドアが開いていました。入っていくと、

「用件はなんですか?」

「住民登録をしにきました。」

「アパートの契約書ありますか」

「はい(うそ)」

実はちゃんとしたアパートの契約書ではないことは分かりつつ、ゲストハウスの部屋にあった生活のしおりの表紙のページに私の名前と住所と電話番号が書いてあり、これでなんとかなるんじゃないかと思っていたのでした。受付の女性は一瞬ためらいましたが、じゃ、と言って受付番号票をくれました。

 ほどなくして順番が回ってきました。中に入るとゆったりしたスペースに複数の担当者が座っています。白かべで部屋全体が明るい感じ。天井が高い。

「こっちよー」

といった感じで、呼んでくれます。

「今日は用件はなんですか?」

「住民登録をしにきました。」

「契約書はありますか?」

「はい(うそ)」

「・・・・、これは契約書ではありません。こういった書類が必要です。」

「(あ、やっぱり?)」

「パスポートください。」

「はい」

というと、ばばばっとデータを打ち込んで、なんと住民登録証を出してくれました。

「やったー、ありがとう。」

キールへようこそ。ですが、正式なアパートの契約書を2週間以内に持ってきてください。1番窓口に渡せば良いですから、受付番号票をもらう必要はありませんよ。」

「はい、わかりました。本当にダンケシェーン。ところで、次は外国人局で長期滞在ビザを申請しなければならないのですが。」

「ちょっと待ってね。はい、これが資料です。予約が必要です。このメールアドレスで、予約してください。」

 ということで、無事住民登録証をゲット!この間20分くらいでしょうか。あっという間でした。ちょっと英語のできない担当者でしたが、明るくて感じが良かったです。すぐ隣の女性に英語のサポートを受けながら対応してくださいました。俄然印象良いです、キール

 職場に出勤して、外国人局に予約のメールを出すと、自動返答メールが、ドイツ語できました。なんだかわからない。試しにgoogle翻訳で英語に直してみると、ほぼ完全な英語が出てきました。曰く、「今、外国人局は大変忙しいので、予約の返事まで数週間かかることがあります。ご理解ください。」とのことでした。移民問題で大変なことになっているらしく、3ヶ月前に来た日本人の方はまだ出ていないらしいです。

 ほどなく、秘書室のジャスミンがやってきて、私が日本から送った荷物がキールの税関で止められているとのこと。どうもアプリケーションのDVDを単にDVDと書いてしまったので、映画かなんかと勘違いして問題視されているのではないか?とのことでした。私が到着する前に届くはずだったため宛先をミヒャエルにしてしまったことから、ミヒャエルと一緒に駅前の税関に行かねばならなくなりました。ミヒャエルは来週ロシアに出張する予定で結構準備に忙しいところなので申し訳なかったのですが、今日午前中に駅前で待ち合わせして、税関に一緒に行ってもらいました。いろいろ事前に二人で打ち合わせして、お金がかからないようにしようとしていたところでしたが、ミヒャエルがドイツ語で、研究目的のアプリケーションだ、我々の共同研究で必要なのだ、などと説明したら、中身の確認もすることなく、2分で終了。イージーすぎる。単に説明が必要なだけだったんだろう、ということで、無事荷物を受け取ることができました。