入試説明会

Macbookの13インチの新しいやつがProになって買っちゃいました。試しにそれで書いています。

 昨日は高校の先生向けの大学入試説明会がありました。今年は理学部の入試委員になっており、初めての経験ですが、大学の新たな一面を学べると思っています。意外と頻繁に県外や県内の高校へ向けての入試説明会なるものがあることがわかりました。で、時間が空いていたら誰か担当になって出向いてほしいという依頼のメールが舞い込むのですが、知識のないまま変な対応してしまったら大変だという思いから、参加に踏み出せないままでした。しかし、そんなことばかりいっていたらいつまでたってもお役目を果たせないということで、昨日あった入試説明会にオブザーバーとして参加させてもらうことにしました。正規の説明者は3人いらっしゃって、その先生方の対応を見て勉強しようと。

 しかし、よくよく考えてみると募集要項以上のことを説明するのは非常に難しいということでした。
 一部自分でも対応できるところで典型的だったのが高校で地学を開講していないけども、大学で地学系をめざしても大丈夫だろうか?不利にならないだろうか?という質問でした。最近では大学一年生向けに高校レベルの基礎授業があり、それをとれば大丈夫とか、むしろ地球科学は総合科学なので物理化学をやっておいた方がのびるという話をしました。
 それにしても、かなり具体的にうちのクラスに宝石大好きな子がいて、という感じで、個別の目的で説明を受けにきていらっしゃる高校の先生が多くいました。なんとかして合格させてあげたいという気持ちがにじみ出ていました。夏休みに二人で地学の勉強することになってるんです、ともおっしゃってました。
 世の中は善意で動いているに違いないと思わされました。