地球惑星科学連合大会2022

  久しぶりの国内学会、地球惑星科学連合大会に現地参加しています。対面です。すごい嬉しいです。初日の本日は、昼過ぎに会場について、会場でばったりあった友達と無性に早口で喋りまくって、普通ではなかったです。大挙して参加しているうちの学生とも合流し、ライブの学会を楽しみました。明日から断続的に学生の発表、共著者の発表、自分の発表(最終日)があるので、忙しく過ごせそうです。

 今日は、東京近郊の卒業生と現役はっしー研学生との交流会をやりました。卒業生は二人で、かなり初期の卒業生でして、ジェネレーションギャップがすごかったです。年寄りどもは昔話に花が咲いて、ちょっと現役生を置き去り気味ではありましたが、おっさんの私は大変楽しめました。昔ははっしーはこんなふうに怒っていた、その時学生はこうやって対応してた、と言われて、余裕のなかった若かりし頃を思い起こされました。今は研究の骨格も結構しっかり設計できて、かつ学生本人の自発性を待つ姿勢で、ほとんど怒ることは無くなりました。それがまた、却って厳しい研究室であるとも言われたりして、いろんな見方もあるもんだな、と思います。実際入ってみれば、甘い研究室だと思うけど。そうでもないのでしょうか?

 初期の卒業生はもうほんと年取って、びっくりです。その業界でかなり活躍している年齢です。頼もしい限りです。ですが、昔話に花を咲かせていると、ほんと当時の気持ちに戻って久しぶりにあったとは思えない盛り上がりっぷりです。不思議だ。高知大生の気質ではないかと思います。

 多分、私は高知大生のこういう気質に学んでいると思うんです。わかりませんが。若者は友達を許す性質があるのでしょうか?いまだにこんなおっさんに付き合ってくれる卒業生がいるのがほんと面白いです。現役生に十何年も経ってこういうふうに楽しく話せる関係性があることを見てもらってよかったです。別にこのおっさんを相手しなくても、研究室の仲間で仲良くしてもらって、長く付き合いが続いてくれたら、それが私の幸せです。