ワクチン接種と楽しい仕事

 前回、苦労して出した論文は、あえなくリジェクトでした。あきらめず、英文と図面の見直しをさらにして、次の雑誌に投稿しました。だんだん英語にも見直しにも慣れてきて、以前ほど苦しくありませんでした。

 

 ワクチン接種2回終了いたしました。高知市では6月下旬に基礎疾患の申告受付があり、7月頭に接種券の送付、7月半ばに1回目、で先日2回目という流れでした。

 基礎疾患は無呼吸症候群です。妻から寝ている間に断続的に呼吸が止まっているとの指摘があり、ちょうどその頃、睡眠トラッカー機能付きの腕時計で酸素飽和度の変動を記録するやつが出たので、それで記録するとどうも激しく変動している時があるということで、病院でしっかり診察してもらいました。ところ、めでたく無呼吸症候群に認定されました。去年の8月ごろです。

 1回目も2回目も翌日に注射の跡がやや痛む程度で済みました。発熱なし。効いているのでしょうか?

 先週はある海洋掘削関連の国際会議に参加していました。もちろんオンラインです。日本時間で夜11時から朝4時ごろまで。4日間続きました。出張であれば他の仕事ができないのですが、オンラインですと日中の日本の仕事もしなければならず、なかなか厳しかったです。ですが、海洋掘削関係は変換点にあり、不確定要素が多くて、ある意味おもしろいです。どうなるんだろ。

 で来週は久々に出張で宮崎県沖の日向灘の海洋調査航海に参加します。1週間程度です。鹿児島乗船、横須賀下船。ものすごい久しぶりに飛行機に乗ります。

 デルタ株は感染率が高く、日本でも過去最高感染数を更新、ワクチン未接種の40−50代を中心に重症者数が増えているとのことです。だから自粛生活しろ、ということなのですが、オリンピックやってるくらいだし、別にもういっか、という雰囲気をそこはかとなく感じるところです。私なんかもそんな感じです。田舎だというのもあります。高知県も2ヶ月ほど20人前後の下げ止まり状態なのですが、爆発もせず収束もせず、医療逼迫の様子はありません。ワクチンも大事ですが、治療薬も早く出て欲しいものです。一方で、日本の感染者数や死亡率は世界に比べればほんとさざなみ程度なので、それで医療崩壊するのはただの怠けではないかと思うのです。医療崩壊が危ない、助かる命も助からなくなる、国民はそのことに配慮して自粛する必要がある、って本気で言ってるのでしょうか?国が付けたコロナ病棟の設置に協力する病院へのインセンティブ予算や飲食店の営業自粛協力金の予算がほとんど使われていない、という報道がありました。官僚の怠慢との噂ですが本当か?わかりませんけども、協力する気がなくなる方向ではあります。これらの予算を動かさない人々は、政府の転覆を狙っているのかな?