4月になりました!
先月末からドイツの時にお世話になったミヒャエルを高知に呼んで、毎日様々なディスカッションを楽しんでおります。
堆積物の物性と構造について、それらがどのように沈み込みとともに発展していくかを明らかにしようとしています。また、今後の共同研究の進め方について、日本、ドイツ両国の研究費の申請について、議論しました。
他、いろいろそれぞれの文化についても情報交換しまくってます。
ところで、本日、新しい元号が発表されました。「令和」。いいですね。昭和生まれの私としては、「和」に懐かしみを感じます。
最初「令和」と聞いた時、聖徳太子の17条憲法とかが出典の可能性ありとどこかで聞いていたので、まさかそこからとったのかと思いました。律令の始まりは日本独自の民主主義の始まりであり、和をもって貴しとなすは日本人の根幹をなす考えだとか、そういうの想像しました。
ら、そんな堅苦しいものではなく、万葉集の自然を愛でる心から来ているという。令月、風和、趣深いですね。そのあと、梅を愛でる言葉。梅は中国から来たとかいう話もどっかで見ました。中国で花といえば梅らしいです(ほんとか知らない)。当時の国際感覚を表す花だったのかもしれません。
この歌をネットで調べてみると・・・。
天平2年(730年)1月13日に開かれた宴会での歌詠みの中の一つだそうで、宴会の参加者がおもいおもいに歌を詠んだそうです。この時は特にテーマを絞ったりしない気軽な歌詠みだったようにみられるが、自然と相手を慮ったつながりのある歌が出揃ったとのことで、心おだやかな人々の気持ちが伝わりますね。
大変趣深いと思います。いとおかし!