AGU at New Orleans

 今年も行ってまいりました米国地球物理学会(American Geophysical Union Fall Meeting)。例年ですとサンフランシスコなのですが、会場の改修工事に入ったとのことで、今年はニューオリンズ、来年はワシントンDCになっております。ニューオリンズは古く歴史のある街とは聞いていたのですが、歴史も観光地も何にも調べずに行きました。

 今回はガビーの指導教員のドンと今後の研究打ち合わせの昼食会、別件の共同研究をしているジョンやそのボスだったティムと飲み会(ガビーも一緒)、昔ウィスコンシンにいた時に学生だったマットとジョーとそのボスだったハロルドとの昼食、はたまたウィスコンシン時代のポスドクとばったり再会、去年のドイツの受け入れ教員だった人と夜のパーティーでの再会、などなど、かなり充実した学会でした。飲みすぎました。学会本体では研究上の収穫は少ない印象です。私の分野では日本のほうが進んでる感じがしました。

 ウィスコンシン時代のマットとは10年ぶりくらいの再会です。ニューオリンズで石油メジャーで働いていて、学会会場から歩いて5分くらいの場所にオフィスがあるとのこと。若々しいままでした。相変わらず思慮深い話ぶりで10年のギャップを全く感じませんでした。

 ニューオリンズはフランス人が開拓した街で、新しいオルレアンという意味だそうです。北海道の新広島みたいなものかな?それを聞いて、ダウンタウン中心ブロックはフレンチクオーターということに合点がいきました。ハリケーンカトリーナの被害がまだ記憶に新しいところであります。ハロルドのいとこがニューオリンズに住んでいたが、カトリーナでサンフランシスコに移住して、長いこといたんだけどようやくニューオリンズに帰ってきたとか。多くの人が外への移住を余儀なくされて、多くの人が戻っていないとのことです。街中は音楽で溢れていました。ジャズ発祥の地としても有名ですが、ロックっぽい音楽が多かったですね。

 さー、これから年末に向けていろいろやることが多いのです。ドンのポスドクを2月にこちらに呼ぶ予定で、急いで手続きしないといけない。リジェクト続きの論文も早々に書き直して投稿したい。乗船前に来年の学会の要旨を提出しないといけない。これは、乗船研究の速報をする予定なので、乗船研究者と事前の調整が必要です。出張報告関連書類の処理、物品購入書類の処理もまだまだいっぱいあるな。会議、入試説明会、授業もまだあります。大掃除する暇あるかな。バドミントンはやります。