おとといのレクチャーはうまくいきました。教員とポスドクからなかなか鋭い意見をいただきました。私の拙い英語の発表であそこまで突っ込めるんだから、頭いいわ。どれも返答に困る質問ではないのですが、あの短時間で押さえるべきところ突いてくる。いい経験になりました。
今日はおそらく最後のバドミントン。明日は受け入れ教員であるヤン教授の家でホームパーティー。明後日は私の住んでいるゲストハウスで日本人会です。
ヤン教授のホームパーティーは私の送別会ではなくて、同僚のミヒャエルの送別会です。今月いっぱいでGEOMARを去り、来月からオーストリアのインスブルック大学の任期付教授になります。私の3月のインスブルック訪問は彼と研究打ち合わせおよび大学でのレクチャーが目的です。
明後日の日曜日はほんといろいろお世話になった日本人の方にお礼を言う良い機会となるでしょう。昨晩、日本人会の重鎮であるアドルフさんから連絡が来て、どうも30人近くになるそうです。
日本人会の会場となるゲストハウスのカンファレンスルームの鍵を借りるために、今日は事務員のリッターさんが来る9時までゲストハウスでのんびりしていました。無事鍵を借りて、日本に帰る日を告げて、壊れた電気製品の捨て方を聞きました。ドイツでは、電気製品を捨てるためにどっか回収場所に持っていかねばならないと聞いていました。その時ちょっとお金を払います。もらうじゃなくて、払う。なので、できるだけ人にあげちゃったりしたほうが面倒くさくなくていいです。ところが、リッターさんが言うには、私たちに預けてくれていいわよー、事前に何を置いていくか言っといてね、という返答でした。大変助かります。壊れたドライヤー、壊れた湯沸かし器、壊れた電源タップ、など。
出勤が遅くなるついでに、銀行にも行きました。スパーカッセという銀行です。長期滞在許可証なしでアカウントを作ってくれて、ゲストハウスの賃貸料の振込先でもあったのでここの銀行にしたのですが、口座キープ料で月7.5ユーロ取られます。その代わり、ATM使用料とかはタダ。帰国したらATMを使うこともないので、アカウントを閉じる手続きについて聞きに行きました。
「3月に日本に帰るので、アカウントを閉じたいです。どれくらい日数がかかりますか?」
「今すぐにでもできますよ。」
「そうですか。閉じる日を設定することもできますか?」
「はいできます。いつがいいですか?」
「3月17日で。」
「もしドイツに他の銀行口座があったら閉じる時の残高を転送できますよ。」
「おー、ちょうどポストバンクの口座があります。こっちは日本に帰ってもキープするつもりです。」
「では、そちらに転送するように手続きしておきますね。手数料のために10ユーロくらい残しておいてくださいね。」
笑顔の可愛らしいお嬢さんでした。
口座停止時に残高を他の口座へ転送してくれるサービスはいいですね。日本でそれほど口座を停止した経験がないので、日本でもやってるのか知らないですけど。