実験再開

 実験のトラブルは先週の木曜日に休暇明のデトレフのおかげで解決し、再開しております。単に実験機器のコントロールを担っている古〜いDOSコンピュータがフリーズしていただけでした。再起動しただけで復帰しました。まったく気がつきませんでした。デトレフが言うには数年前に一回あったそうです。

 サンプルに水が回っている事を確認し、次のステップに進みました。そのステップもほぼ終了し、明日ようやくさらに次のステップに進めます。サンプルに水を吸わせる、実験前段階の圧密を確認、最後に変形実験。これがワンルーチン。このワンルーチンを3回繰り返して、ようやく一個のサンプルの実験が終わります。すでに2週間以上が過ぎております。まぁ、こんなもんです。

 一方、論文執筆の方はようやく半分くらいまで終わったところ。あと半分をなんとか今週中に終わらせたいですが、どうなることやら。ちょっとやる気が萎えております。この一本が終わった後も、1本は別の締め切りのある論文を書かねばなりませんし、もう一本は最も気分的に盛り上がっている論文も書きたい気持ちでいっぱいなのですが、はやる気持ちを抑えて、締め切りのある論文をこつこつと書かねばなりません。砂山をちょろちょろ崩していくような気分で、あわてずやっていこうと思います。

 地質学会の講演要旨の締め切りが今月末。こっちのほうがやる気がでるなぁ。

 

 見慣れて感動の薄くなったという景色を載せてみますね。

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市役所そばの景色。 高い塔が市役所の建物です。目の前の赤い屋根はオペラハウス。森は大きな池のほとりです。見えませんが奥には広島公園と呼ばれる芝生の広場があります。バス停には次のバスの到着時間を伝える電光掲示板があります。便利です。

 

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住んでいるゲストハウスの目の前のヨットハーバーです。この道をまっすぐ行くと歩いて7,8分でフェリー乗り場がありまして、そこから対岸の職場まで行けます。信号なしで延々と4,5キロ続いています。ランニングにはもってこい。今月半ばにあるキール祭りでは大変な人出になるそうです。楽しみ。

 

 緯度が高いため夕焼けが夜9時くらいです。夜10時でもやや明るいです。おかしな気分です。冬は逆に午後3時には暗くなってくるそうな。おそろしや。