論文受理とリジェクト

 先週は地質学会とスロー地震のワークショップで松山に5泊6日の滞在でした。ちょうど私の公演日に台風が襲いかかって来て、地質学会が中止になってしまいました。事前に登録していた公演要旨がなかったことに・・・。その3連休中は松山で複数の学会が開催されていたためホテルが全く取れず、ばぁちゃんおじさんおばさんの家に泊めてもらっていたのですが、学会が中止になった日は、おじさんが宇和島の本家にコメを買いにいくというのでついて行きました。母親が幼少期にお世話になった地域らしい。初めての訪問で、思いがけず自分のルーツを辿る旅ができました。

 スロー地震のワークショップのときは、会場ホテルの近くにホテルが取れました。ワークショップは大変興味深い講演が多く、頭が痛くなりました。勉強になったなぁ。

 先週金曜に戻り、土曜に休んで日曜日から室戸の巡検に二泊三日。例年通りなのですが、学生との対応にだんだんと疲れを感じるようになってきています。トシですね。

 室戸の巡検の最中に論文受理の通知を受けました!やっとです。長かったですね。投稿したのは昨年の6月。ドイツに行って実験開始までにちゃちゃっと最初に書いた論文です。これがもーのんびりしたもんで。レビューが戻って来たのが正月明け、1ヶ月ぐらいでリバイス戻したと思います。それからまたしばらく放置。5月に2度目のリバイス。でほぼほぼ受理だよと言われていたのですが、7月くらいに本当にちょろっとしたリバイス。すぐに戻したのですが、そっからまた放置で、ようやっと9月の下旬に正式受理通知、という具合です。ひどいもんです。

 もう一本、すごい雑誌に出し続けていた論文Bの方は、思い出投稿の最後の雑誌に投稿中だったところ、10日ほどでリジェクト通知がきました・・・。上の受理通知と同日。やっと受理かよー、よかったよかったと思っていたら、リジェクト通知ということで、気分が上がりきらないところで、下げられました。まー、この論文Bは機械的な対応を細々やりすぎて、もうどこでもいいからそろそろ終わらせたい気持ちでいっぱいです。疲れました。

 で火曜に大学に戻って翌日の入試打ち合わせ。翌日水曜日は試験当日、の試験担当。木曜の昨日は初の人間ドックで、胸部CTやら胃カメラといった初めての検査を受けました。胃カメラってきついっすねー。でも自分の腹の中が見えて興味深かったです。何個か懸案箇所が見つかりましたが概ね健康なようです。先日の胃酸過多、逆流性食道炎も大したことがなかったらしく、ちょっと胃の入り口が赤くなっているけど全体としては綺麗と言われました。見ただけでピロリはいないとわかるので検査なしで大丈夫、とのことでした。

 ということで、この二週間は、先週金曜日に一回、と今日の金曜日に一回しか昼休みバドミントンに参加できないという状況でした。もっとゆったりしてバドミントンを楽しみたいのですが、10月も結構忙しいかもです。なぜかわかりませんが、気がつけば締め切りがいっぱい。不思議です。