ドイツキール日本人会

 こないだの日曜日はキール日本人会でした。大学のゲストハウスの一階にカンファレンスルームがあり、そこで集まるのがここ最近の活動だそうです。すでに五十年近く続いている会とのことで、大変伝統があります。

 ゲストハウスはKiellinieというキールでも比較的高級な地区にあって、家具、食器等が備え付けられており転入転出が楽でいいのですが、ちょっと平均よりも家賃が高めだそうです。基本的に短期滞在者のためのもので、出入りが激しいです。きっかり一年と決まっている私で長い方だと思います。ゲストハウスにいる人しかカンファレンスルームを借りられないので、安定して日本人がゲストハウスにいることが重要です。管理人のリッターさんがどうも日本人を優先的にこのゲストハウスに入れてくれているのか、現在は日本人が4部屋借りています。他にもゲストハウスがあるのですが、そっちには日本人はいないようです。

 土曜日にハンブルクへ日本人補習校へ通う子供達が多いとのことで、伝統的に日曜日に日本人会を開くことになっているらしい。先日の日本人会でも子供達が7、8人来ました。子供は癒されますね。

 食事をそれぞれ持寄るタイプの会で、出汁の効いた美味しいご飯が食べられます。私はとても人に出せる料理は作れないのでワインを出したりするのですが、今回は他の日本人の方のおかずに合わせるということで、白米のご飯を炊いておいてほしいと頼んでくれたおかげで、少し食べ物にも貢献できました。いや美味しかったです。

 はじまって間もなくからワインを飲み始めました。前日の教授宅ホームパーティーからの流れでちょっと二日酔い気味の迎え酒だったのですが、楽しく飲めました。

 全部で30人ほど集まりまして、多くの人たちとお話することができました。めちゃくちゃしゃべった。日本語はやっぱり楽ですわ。しかも、やはり海外に出てくるだけあって、みなさんとてもアクティブで明るいし、日本にいるときほど気を遣わなくて済む方々なので、ほんと楽しくお話しできます。

 一旦夕方おひらきになりましたが、当日オペラの公演があるという日本人の方とオペラ公演後にオペラハウスの下のレストランで合流して、また飲みました。ここでもめちゃくちゃしゃべりました。大変楽しかったです。