ドイツでの恥ずかしい失敗(その1)

 なんか仕事の話ばかりなので、ちょっとドイツの生活を感じられる話を少ししようと思います。題してドイツでの恥ずかしい失敗です。些細なことですけども。

 ドイツでは、さよならの意味で

「チューッス」

と言います。

多分「Cheers」の意味のドイツ語だと思います。

例えば道で別れるとき、電話を切るとき、レストランで出るとき、レジで支払い終わって離れるとき、様々な場面で使われます。

ですが、どうもこの響き、日本人的にはあのピンクのベストを着たコメディアンの春日が、挨拶に片手を上げていう「ちゅーっす!」を思い浮かべますよね。そうですよね。どちらかというと、こんにちはに近い響きです。

あるとき、レジで並んで待っており、ついに自分の番が来たと思った瞬間、レジ打ちのお姉ちゃんが

「ちゅーっす!」

というので思わず

「ちゅーっす!」

と答えてしまいました。

あ、あほだー!!!

お姉ちゃんは私の前の人にじゃあねと言って、つられて私もじゃあねというという、おかしなおじさんじゃないですか?!前の人は私の知り合いではない。

住み始めの頃、もう半年前か、こんな失敗を4回ぐらいしたと思います。

私は若者に言いたい!こんな失敗をして私はおっさんの今でも成長していますよ。元気出た?