キールに戻る

 2週間ぶりにキールに戻りました。

 高知>羽田>フランクフルト>ハンブルクキールの長旅でした。高知の家を出たのが朝の5時半くらい。キールに着いたのが夜の11時(日本時間の朝6時)。なので、トータルで23時間かかりました。遠かった。羽田ーフランクフルト間の飛行機であまりよく眠れず、その後は細切れの移動だったので、ほとんど寝ませんでした。キールの家に着いてすぐ寝まして、そこそこよく眠りましたので、なんとなく時差ぼけが解消されている気分です。

 キールの朝6時くらいはまだ薄暗く、一気に日が短くなったようです。日の出の位置がずいぶん南よりになっております。というのがはっきりわかるくらい、すごい勢いで変化しているようです。朝の気温は10度ちょっと。寒いです。

 ちょっと不思議な気分です。キールに戻ったら、どちらかというと、帰ってきたなっていう気分です。日本出張前の5ヶ月のキールの方が身についていたようです。2週間程度では日本とはいえ出張に過ぎない、ということですかね。アイデンティティーに混乱をきたしております。

 本日からGEOMARに出勤です。出張の書類処理、実験の手配、論文のリバイス、ちょっと航海の申請書、などに取りかかる予定です。

 そういえば、帰国直前に投稿中の論文のDecision letterが届いておりました。マイナーリビジョンということで、ちゃちゃっと対応して投稿しようと思います。これは燃えないやつ。

 この他にも投稿中2本、執筆中1本です。この執筆中1本が済んだら、ここキールでやっている研究に注力し、年度内にそのネタで一本投稿したいと思っておりますが、どうなるかわかりません。とりあえず、早速来週から実験再開する予定です。お世話になっている大学の技術職員がよく対応してくれています。助かるわー。