ドイツ巡検パート2

 先週まるまる1週間、ドイツ巡検パート2に行ってきました。5月のデンマーク巡検とセットで大学の1授業分になるそうです。今回は車でドイツの中央部を南北に縦断するような、車で二千キロを超える行程でした。6泊7日。一泊を除いてユースホステルを使いました。

 行程を記録しておきます。ひとまず宿泊した街。

1. シェーニンゲン

2. ハルツブルク

3. ヴァイマール

4. バンベルク

5. ヴァイブルク

6. エッシュヴェーゲ

です。この町まちの間で見学ポイントがあり、岩石を目指して転々とする旅です。

 岩塩鉱山、変成岩、堆積岩、火山岩、深成岩、超塩基性岩、ライムストーン、など多くの種類の岩石を観察できました。また、断層、褶曲、剪断帯、片理、条線、ステップ、鉱物線構造などの変形構造、最後にはプルアパートと思われる地溝帯の地形観察なども行いました。二つほどナショナルジオーパークに行きました。

 ちょうど東西ドイツの境を走るようなところがあり、道路標識に東に入ったとか西に入ったとかが示されておりました。東と西では家の雰囲気がやや異なっており、なんだかイメージ通りの東のロシア風の空気が感じられました。壁が灰色だったり・・・。

 もっともよかったのはバンベルクです。街がまるごと世界遺産とのことで、メインの教会は1000年一桁の建築、カイザーの宿泊施設、他様々古いものばかりで街が出来ているとのことでした。狭い路地の両脇にビアレストランが立ち並び、ビールを買っては路上で飲んで、グラスを返して次のレストランへ。ビールの飲み比べを路地でやるような場所が最高に楽しかったです。学生たちとも多くしゃべることができました。

 本当に良い思い出になりましたので、この巡検を写真付きで力いっぱい紹介したいと思っております。明後日から学会のために一時帰国する予定で、ちょっとその準備で忙しいので、ドイツに帰ってきてから。

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バンベルクのビール路地