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欧州日本人若手科学者会と帰りのトラブル

 先週末、ドイツ中部のエアフルトというところで、欧州日本人若手科学者会に参加してきました。電車で6時間。読書と映画で楽しく移動できました。

 エアフルトは中世の旧市街が残っている小さな町で、大変美しかったです。

 参加された日本人は、みなさん活気にあふれ、大変優秀な方々でした。35名ほどが一堂に会し、土曜の午後と日曜の午前にわたって、一人10分ずつ研究紹介していきます。間の休憩時間や夜の懇親会で、会話を楽しむといった感じです。生命系、物理系、社会系など、さまざま分野を超えた内容でしたが、みなさん工夫されてわかりやすく発表してくれました。大変楽しかったです。世話人の方々のご苦労のおかげです。ありがたいことでした。

 で、日曜の午前中でセッションが終わり、夕方まで教会と要塞跡を見てから、帰路につきました。

 帰りの行程も6時間の予定です。復路は旅程の確認ミスで、3回乗り換えのチケットを買ってしまっておりました。エアフルトーゲッティンゲンーハンブルクキールです。で、1分遅れでエアフルトを出発。途中で遅れを取り返し、定時運行になりました。乗り換え時間は5分。当初の予定では乗り換え先は向かいのプラットホームだったので安心していたのですが、アプリで確認すると9番ホームから4番ホームへ変更になってました。不思議なことに、一つ手前の駅まで定時運行いていたものが、ゲッティンゲンの駅に4分遅れで到着。1分しかありません。走って4番ホームへ向かうも、着いた瞬間目当ての電車が動き出しました。10秒ほど間に合いませんでした。隣に同じ境遇の可愛い女の子がおり、目を合わせて、「あ〜あ」といった感じです。

女の子「いっちゃったねー、10秒くらい待っててくれたらいいのにね。」

自分「さっきの電車のチケット持ってるんだけど」

女の子「あなたの責任じゃないから、インフォメーションで変えてもらえるよ。」

といって、とりあえずインフォメーションの前に。そこにある時刻表を確認し、

女の子「次の電車はこれで、ハノーヴァー行きがあるよ。もっと先に行く必要あるの?」

自分「キールまで行きます。とりあえず、インフォに聞いてみます。」

女の子「グッドラック!」

感じのいい女の子でした。

 インフォメーションのおじさんに対応してもらいました。走って行ったけど間に合わなかった、というと、いや行けたんじゃないの?っと言いたげにしつつ、新しい旅程のチケットをくれました。さっきの女の子の言っていたハノーヴァー行き。そこで乗り換えてキールまで直行。乗り換えが一つ減ってラッキー!

 指定されたホームで待ちます。ちゃんとホームの電光掲示板には該当する路線番号が出ています。間違いない。アプリを見ると定時運行しているとのこと。ところが、1分前になっても電車がこない。おかしいな、と思った瞬間、掲示板の表示が消えて、違う電車が表示されました。まさか!向かいのホームに変わっていたのか!とまたダッシュ!ホームに着くと目的の路線番号が表示されている!と確認した瞬間、電車が動き始めました。なんなんだ。さっきとは違うやはり若い女の子が同じ目にあっており、

「突然、掲示がかわったよねー。」

というと、

「わかってるわよー、もうなんなのよー!」

って感じでした。さっきの子と性格が違いすぎておもしろかったです。

 またさっきのインフォメーションのおじさん。突然掲示が変わって乗れなかったというと、いやホームは変わっていないと言い張る。でも同じ目にあった女の子がドイツ語でなにやらいいつのっている。他の乗客もややクレーム状態。で、また新しいチケットをもらいました。今度はハンブルクキールです。当初の予定より到着が1時間遅れになりました。さっきのに乗れていたら当初の予定より10分遅れくらいで済んだのに!

 ということで、キールに着いたのはエアフルト出てから7時間後でした。読書と映画で楽しく移動できました。