翌日、10時の約束まで家でメール仕事。10時に間に合うように家を出ました。
銀行に着くと待合場所へ。この銀行は本店だからか待合場所に赤い二人掛けソファーが置いてあり、スタンディングテーブルが5個くらい間を空けてまばらに立っている広い空間で、担当者と立ち会いで応対します。ソファーで座って待っていると空いた担当者がやってきて「さて、次はどちらのお客様でしょう?」といった具合です。
私が行くと、すぐに担当者が対応してくれました。
「あなたは予約をした方ですね。ちょっと待っててください確認します。はい、ありました。こちらにどうぞ。」
付いていくと、15歩くらいで別の待合場所に。
「コーヒー紅茶いかがですか?」
「コーヒーください。」
「ミルク、砂糖はどうしましょう?」
「なしでいいです。ブラックで。」
と、コーヒーをいただきました。
「すぐ担当者が来ますから、ここでお待ちください。」
コーヒーを一口すすると、すぐ担当者がやってきました。
「◯◯です(覚えきれない)。こちらにどうぞ。」
と言って、個室に招かれます。
いろいろと説明を受けましたが、基本的には一月7.5ユーロの手数料が取られるとのこと。振込やATM、ネットバンキング等使い放題です。一方安い2ユーロのものもあるらしいですが、カードを作ると別料金、一回の振込やATM使用で別途手数料が取られるということで、全て込みで7.5ユーロがオススメです、とのこと。
「じゃ、それでお願いします。」
「では、これからデータを打ち込んでいきますね。」
とパスポート、住民登録証からデータを打ち込んでいきます。
その間に話しかけてきます。
「ドイツの生活はどうですか?日本と違いがありますか?」
「やっぱり食べ物ですね。ソーセージとビールが美味しいです。」
「パンもいいですよ。試してみてください。」
「あー、パンも美味しいですね。」
「それから、ビールがお好きでしたら今日からちょっと先で小さなブリュワリーが沢山集まった効きビールイベントがありますよ。私たちは仕事の後みんなでいきます。」
「おー、それは楽しそうですね。」
と言っている間に、書類がバンバン出てきています。
「はい、これは口座開設の書類、サイン願います。次は履歴監視の承認、サイン願います。次はオンラインバンキングの承認、サイン願います。・・・。」
と、次々とサインしていきます。
「はい、これであなたのアカウントができました。カードは10日ほどで郵送されます。オンラインバンキングはすぐ使えます。使い方をお教えします。」
手元のiPhoneでワンタイムパスワードを出す仕様でした。面倒くさいけど、仕方ないです。
「何かあったらいつでもここに連絡してください。」
と名刺をもらいました。
「もし今日現金を入金するようでしたら、別の窓口にご案内いたします。」
「はい、入金します。」
「では、行きましょう。」
と、行ったのは、先日ゲストハウスの賃料を振り込もうとした場所でした。
「では、私はここで。ありがとうございました。良い一日を。」
「ダンケシェーン、あなたも。」
入金もすぐ終わり、職場へ行って、試しにオンラインバンキングを見てみると、すでに入金が反映されていました。
手数料がやや高いけども、仕方ないですね。帰国するときには解約するか2ユーロのものに変えてもらおうかな。無料のオンラインバンクにも開設しようかとも思っています。
明日から学会でウィーンに飛びます。朝早いし、初めて使うバスでハンブルクまでいくので、ちょっと緊張しています。が、楽しみです。