先週後半くらいからぼちぼち仕事してます。自分の論文リバイスと他人の論文レビュー一本。来週頭からウィーンである学会に行くのでその準備。口頭発表です(ブルッ)。研究に専心できるだけありがたいと思ってぼちぼち頑張ろう、と思い始めたところですが、よく考えるとまだまだ生活準備が残っていました。
今日ようやくゲストハウス(住んでいるところ)の管理人と会え、正式な契約書をもらいました。賃貸料は銀行振込みらしく、振込み用紙に必要事項を記入したものをくれました。はやく銀行口座を作ったほうがよい、と言われました。銀行口座から振込みはだいぶ楽みたいなのですが、現金振込みだと手数料が10ユーロくらいかかっちゃうよ、とのこと。ゲストハウスが契約している支店での振込みのみ無料。だけど、city hallの近くに契約銀行の本店があるからそこで試してみたら?と言われました。正式な契約書をcity hallに提出するつもりだったので、ゲストハウスの契約銀行本店に寄りました。
city hall前の一等地に超巨大なビルディング。小さな入り口。入るのも臆する威容です。ですが、ぱらぱら人が入っていくので流れに乗って入館。インフォメーションで現金振込みしたいんだけどと問うと、すぐ下でできますよー、と言われたので、下に行くと人のいる窓口がありました。
「この振込み用紙で振込みしたいです。」
「銀行口座ありますか?」
「いえ」
「じゃ、現金になりますね。」
「はい」
「手数料20ユーロです。」
「え、20?」
「やめておいたほうがいいですよ。口座作ったらどうですか?」
「今、どの銀行がいいか思案中なのです。郵貯とか。」
「郵貯はやめたほうがいいです。やることが遅いです。」
「なにかオススメありますか?」
「もちろんうちの銀行がいいです。地方銀行ですが、支店が多いので便利ですよ。」
「はい、考えておきます。」
結局振込みせず。早く銀行口座を作ろうと決意を新たにしました。銀行に関してはいろんな人に聞いてしまったため、情報が錯綜しており、混乱をきたしてます。
その後、city hallで契約書を提出して無事終了。すぐでした。
バスで出勤したところ、ほどなくして事務のジャスミンともう一人男性が部屋に入ってきました。あれ?と思っているところに先方から
「私は君とどっかで会ったことがありますね。」
「私もそう思います。」
聞いてみると、台湾中央大学の先生でした。思い出せないけどもどっかで会ってる。明日から開催される台湾とドイツの研究者のガスハイドレイト関係のシンポジウムに参加するために来たようです。共通の知り合いの話をしたりしました。去年の地質学会で日本地質学会と台湾地質学会が提携を結んだのですが、国際部長として来られていたとのことです。でも最初に会ったのはそこではないですね。分からないけど、うーん、イッツスモールワールドですね。