やはり当たっていた

 前回、自分の科研費の採否結果を自分で調べたら当たっていたみたいだけど半信半疑と書きましたが、その後事務から正式に内定通知と手続き書類が送られてきまして、内定したことが確定しました。いやーよかったよかった。ますます頑張らねばなりません。

 6年前、3年前と運良く科研費が当たって、さすがに今年は厳しいだろうという思いがあり、落ちた時のことを考えて、もう一つ別の研究費の申請書を民間財団に提出しています。この結果は6月くらいにでると思います。

 と思ったら、また別の財団に研究費申請書を出して欲しいという「依頼」が名指しで大学から来ました。

 基本的に科研費は全員申請することが、大学からほぼ義務付けられています。科研費は直接経費と間接経費からなっており、直接経費は申請者が研究に使えるお金、間接経費は内定額の3割で、組織の運営経費として入るお金になっています。すなわち科研費が当たると大学も潤います。なので大学は科研費を取ってこーいと葉っぱをかけるわけです。研究者はそんなこと関係なく、自分の研究費が必要ですから、別に言われなくても申請書を書くんですけどね。

 ですが、財団系の研究費には確か間接経費がなかったんじゃないかな?最近はどうなんでしょう?昔大学に赴任したばかりのころは科研費が当たらなくて、財団に研究費を申請してました。財団系はちょろちょろ当たったりしていました。その頃は財団の研究費に間接経費はなかったです。そもそも、自分が必要だから自発的に申請するものだと思うのですが、申請の依頼をもらったのは初めてです。まぁ、競争的な研究費は「当たる当たらない」と言われているように、運によるところ大であります。当たるも八卦当たらぬも八卦です。出すのはタダ。出さねば当たらない。ほんとこれらの文言は言い飽きるぐらい言いましたわ。