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河野談話の再検証

 河野談話の再検証でました。もともとアサヒの誤報から始まったいわゆる従軍慰安婦問題に対して、河野談話が日本国政府(日本軍)の強制性を認め謝罪したとされています。これまでも、河野談話は分かりにくいがよく読めば日本政府の責任は認めていない、一方で韓国から見れば強制性の認知と謝罪を獲得したと捉えられる、そういう玉虫色なものであるということが言われていました。確かに良く読めば、軍の強制連行を認めるところは文書にはありません。ところが、談話発表後の質疑応答で、記者に軍の強制連行があったということかと問われ、勝手に認めてしまったようです。これが一人歩きしてしまっているということみたいです。

今回の再検証結果から、日本政府が当時すでに軍の強制連行を認めることは絶対にできないという姿勢であったこと、その姿勢に基づいてあのような文書を妥協の産物として作成したことが明らかとなりました。
また、韓国政府も同様に納得し、謝罪も賠償も求めないと当時の大統領が述べたとのことです。また、日韓基本条約で戦後の補償問題が一切解決したことになっていたことから、日本政府として慰安婦に補償はできないということで、独自に民間の基金を作り、一人500万円の保証金を渡し、感謝されたということです。
現在の韓国の対応はその一連の合意や補償を反古にするものです。

なるほどねー、と思っていたところ、昨日、戦後に韓国政府が管理のもと米軍慰安婦を強制されたとする元慰安婦122名が韓国政府に対して補償を求める訴訟を行ったという報道がなされました。google翻訳で韓国ではこのことがどのように報道されているのかと調べてみましたが、見つかりませんでした。英語でも検索しましたが引っかかりません。河野談話の再検証がけしからんという記事ばかり。

強制連行の有無が問題なのではないという意見もあります。当時は売春は合法で、現在の法の精神では遡及しないことが原則です。ですので過去の例を現在の意識で追及することは妥当とは言えません。また現代においても性被害を伴う人権侵害は多々あります。そのようなより一般的な人権問題として広く軍と性について議論することがよいのではないでしょうか?