バイク

 40過ぎのおっさんだが・・・、バイクを持っています。大学三年くらいから乗っているので、バイク歴はもう20年近い、ですね。最初に乗ったのはホンダのVT250スパーダ。取り回しがよくって乗りやすかったです。フレームの形が好きでした。今でもVTRという系列バイクがありますが、見るとちょっとうれしいです。次に乗ったのがスズキのGSX-250刀。なんちゃってカタナと言われているやつです。初出は鬼も逃げ出す大型750ccで、250ccで同じような形に乗るのはちょっとがっかり感があるんですけどね。で、3台目で今も持っているのがカワサキKSR-IIという80ccのバイクです。中古で買ってすぐ盗まれてすぐまた中古で買いました。アホです。大学のときに40になった先生が「もう年だからバイク止める」と言っていたのですが、僕もそんな年になってしまいました。確かに年のせいか、ほとんど乗ってない。
 ごく稀に乗る気になって、ガソリン満タンにして乗ると、しばらく放置してしまうんですね。するとどうなるかって言うとエンジンがかからなくなります。KSR-IIはキックスタートなので、狂ったようにキックしまくります。全然かからない。ということで、そうなると昔はバイク屋に電話して直してもらっていました。アホです。
 ですが、さすがにそんなことが頻繁に起こると、妻も「もう乗らないんだったら売ったら!」と。直すお金がもったいない、と。それもそうだということで、自分でなんとかすることにし始めました。
 前回はキャブレータを開けて中見てみても詰まり無し、プラグ交換、キャブとピストン室にCRCを流し込んで、一気に燃焼で治りました。キャブの異常ではなくて、プラグのかぶりとピストン室のCRC着火材が効いたと思っておりました。
 で、また放置。どうせすぐ直せると思っておりました。やはりまたエンジンがかからなくなったので、プラグを焼いてピストン室にCRCでキック!しても治りませんでした。どうせキャブを開いても詰まりはないんだろうなー、と思いつつもやっぱりキャブを開こうと頑張ってエンジンから外しました。すると、中から古いガソリンがじゃぶじゃぶ漏れてきました。キャブの中にCRCでもとに戻してキックすると、ブルルン!と5キック目くらいでかかりました。ふーん、そうか、どうもこのキャブの中の古いガソリンが悪さしているようでした。と思って調べてみると、キャブから古いガソリンを抜くためのドレーンが付いていることに気がつきました。ドレーンの根本のビスを回すとキャブの中の古いガソリンを抜くことができるみたいです。なるほどねー、知らなかった。頑張ってキャブをエンジンから取る必要はないことが判明して、がっかりしたところです。