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緊急地震速報誤報

 昨日、携帯から不快な音が鳴りまして、緊急地震速報なるものを初めて体験しました。
曰く「奈良県地震発生、強い揺れに備えてください」
といった感じ。
 奈良の内陸地震でここが強く揺れることはないと瞬時に判断し、無視しました。地球科学の知識って大切だよな、ふふふんっ!

 ですが、今日の報道を見ると、誤報の原因は和歌山県沖の海底ケーブルに設置された地震計の不具合であると。どうも振幅の相対変化でのみ判断しているらしく、原因は不明ながら信号が途切れたところからまたバックグラウンドノイズを拾い始めた際の振幅の変化を地震と判断したようです。また、同じような時間に和歌山の白浜の辺りで小規模な地震が起こり、この二点から奈良を震源とする巨大地震となったようです。ちょっと想像が入っていますが。

 昨日、私は奈良という情報に疑いを持たなかったんですね。奈良なら、ないな、と。もっと思慮深ければ、奈良と出たこと自体を疑うべきでありました。

 まぁ、本当に南海地震が起こって身構えるべきものであれば、現在の観測網ですでに世界一の日本ですから、今回みたいに間違えることはないと思います。より精度を上げるためにまだまだ今後も観測網の充実を図っています。だけど、そうすると、今回のように感度が良すぎて間違っちゃった、的なことがもっと起こるかもしれません。

 観測点ごとのバックグラウンドレベルを相対変化の判断条件に入れれば、今回のようなミスは防げると思いますけどね(素人考え)。たまたま小さな群発地震が遠地の巨大地震を模したような分布に見えたりするのを判断する匙加減は、これからも検討していく必要がある、ということですかね。

科学を過信せず行動しよう。
科学者は自然に謙虚に、人々とともに、ですね。