ひとまず一息

 7月前半の怒濤の非日常が終わって一息つきそうです。
 3日から8日までの台湾調査。初日は台湾の研究協力をしてくれている先生とその仲間たちと晩ご飯を食べまして、今後の打ち合わせなどをやりました。翌日から新幹線とレンタカーで現場へ行き、早速調査開始。台湾の学生も一人参加してくれて、一緒に調査をやりました。ちょっと日本語のしゃべれる学生ですが、英語の方が上手なので、メインは英語です。台湾のできる学生は英語が上手です。うちの日本の学生は比べてはいけないくらいだめです。が、うちの学生とも仲良くなって、台湾語(中国語)、日本語、英語が飛び交ってました。外国語が身近になりますね。なかなか厳しい露頭でしたが、なんとか満足いく量のデータが取れました。
 帰国した夜、東京から来ていた恩師のグループと飲み会。
 翌日朝イチの授業をやって、午後から徳島県牟岐牟岐メランジュ調査のため移動しました。室戸周りの太平洋岸です。車で片道3時間半かかります。とりあえず現地入りしてバーベキュー。翌朝調査サンプリング。一泊で帰りました。
 翌日木曜日。授業とゼミ。夜は台湾からコアセンターへのお客さんが来られ、歓迎飲み会に参加。3日にあった研究協力者の先生も高知に来ると聞いて、混ぜてもらいました。
 金曜日は午前中コアセンターに行って恩師のグループのプロジェクト打ち合わせ。午後は翌日からの3連休でやる野外実習の準備。
 3連休は本山町の汗見川で三波川帯を観察する野外実習。学生20名を引き連れていきました。変成岩はキラキラしていて奇麗ですねー。ルートマップの作成などは、結構難しいと思うのですが、学生の受けはいいです。面白いらしいです。ルートに岩相や走向傾斜を記録するためにいつも以上に露頭に顔を近づけたりしてよく観察する様子が微笑ましいです。クリノメータの当て方がプロっぽくなっていったり、川に足突っ込んで調査するのが当たり前になったりしていきます。