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巡検三昧

 学会から帰ってきてぼやぼやしていたのも束の間、日常生活を取り戻す暇もなく、先週の土曜日から宮崎県日南市に日南層群の巡検に出発しました。未固結堆積物の地すべり構造や、液状化した砂岩脈、あり得ないほどはっきり残っている多彩なフルートキャスト、ディッシュ構造などの脱水構造が奇麗でした。その後そのまま日南市のホテルで新学術領域研究KANAME A班の研究集会に参加しまして、25日の夜に高知に帰ってきました。
 26日は朝から室戸へ授業の巡検。40名ほどの学生を5名の教員と3名のTAで案内して、昨日帰って来ました。室戸の行当岬も海底地すべりの構造が見られて、日南層群とよく似ていました。ただ、室戸の方が深くまで行っており、より高温の変形と思われるものがオーバープリントしています。ここからどうやって海底地すべりのメカニズムに迫るのか?おもしろいですね!
 この室戸巡検は毎年恒例で、この巡検が終わるとすぐ2学期が始まり、夏の終わりを感じます。
 例年ですと2学期が始まってまた日常に戻るのですが、今年はいきなりあさってから台湾調査。再来週末に牟岐調査。その次の週はコスタリカで2ヶ月弱の乗船研究で、非日常な日々が続きます。どれも楽しみなので個人的にはまったく問題ないのですが、すくなからず迷惑をかける方々や学生がいるので、ありがたくいただいたこの機会を充実させたいと思います。