きんぎょ

 お祭りといえば、定番の金魚すくい。娘が興味を持ってやりたがるのですが、妻が世話をするのを嫌って禁止していました。よくある話ですね、せっかく興味をもっているのだから、生き物を家で飼う経験もいいんじゃないか?どうせ、祭りの金魚はすぐ死ぬし。ということで、やらせてみました。案の定、失敗。でもま、失敗しても一匹二匹はくれるものなのですが、娘はそれを知らず、もう一回!とやってまた失敗。もう一回!というのでもうやめなさい、というと、「なんでー!」と涙目になって、かわいらしいですね。結局、3匹もらって帰ってきました。
 最初は百円ショップでかった、典型的な金魚鉢にビー玉沈めて、金魚たちを入れていたのですが、やはりちゃんと空気の供給をしてあげねばならないということで、Tetraの5リットルのフィルターとポンプ付きのちっさい水槽セットを買いました。
 その後、1週間ほど出張に行くと、帰ってくる頃に3匹とも死んでました。フィルターでアンモニアも取る結構立派なやつだったのですが、だめでした。やはり、祭りの金魚は弱いです。
 んで、一ヶ月ぐらいして、またチャンスが巡ってきました。近所のスーパーでやってる祭りに行ったら、金魚すくいがありました。娘がやってみると、やっぱり失敗。見ているとあまりのふがいなさに、パパに任せろ!という気持ちになって、僕もやってみましたが、あえなく失敗。がっかりしました。娘がもう一度チャレンジすると、なんと一匹取れました!すごい!なんだかんだで、4匹もらって帰りました。一匹はちょっと大きめのデメキン。3匹は普通の金魚ですが、そのうち二匹はえらい小さいやつらでした。一匹はデメキンと同じくらいのおおきさ。

 今度は水をこまめに換えてみよう、ということで、二日に一遍半分くらいの水を入れ替えするようにしてみました。当然ですが、水は一日バケツにいれておいて、塩素抜きなどしてます。もうかれこれ3週間ほどですが、まだ元気に生きています。その間、4日ほど帰省があって放置していたのですが、大丈夫でした。小さい祭りだったから、人間の手の汚れがあまりひどくなかったのか?水換えがきいているのか?
 最近は部屋に入ると、えさもらえるかと思って近づいてきます。最初のうちは用心して沈んでくる餌しか食べませんでしたが、最近は安心して浮いてるえさも食べるようになりました。小さかった二匹もなんか、大きい一匹とあまり変わらないくらいになってきたような・・・。
 いつまで生きるかなー。