論文受理

 年末押し迫ってようやく査読論文がアクセプトされました。米国から帰国してハヤ3年目も終わろうとしていますが,その間,まともな査読論文は留学中の結果だけ。その他にはIODPのデータレポート(一応査読論文扱いだけどほぼリジェクトなし)となんだかよくわからないオープンアクセスの書籍一章。共著でちょっといれてもらってるのも他にありますけど。
 帰国後しばらく,日本の居心地のよさや大学業務のリハビリなど,なんだかんだ言い訳しながら数年だらだらと過ごしまして,まともな論文を書いておりませんでした。そんな折,東日本大震災が起こりまして自分の無能さを自覚。これはいかんと,論文をちまちま書き始めました。これがひどいのなんの,もう英文の呈をなしておらず推敲にも集中できず自己嫌悪に陥りながらちびちびと書いていたらなんか形になって,投稿しました。
 やはり第一稿はかなりひどく,いろいろ関係者に迷惑をかけましたが,ようやくなんとか受理にこぎ着けました。エディター,レビュワーのみなさん,粘り強く付き合っていただきましてありがとうございました。
 まだまだ眠っているデータがあるので,一念発起,次を書いて行こうと思います。といいつつ年末年始,飲んだくれそうです。