That nothing we have is worth hurting anyone else for.

 昨日と今日で論文を一本、精読。大変面白かったです。今書いている論文にうまいこと絡めればすごいことになりそうな気がしているのですが、ちょっとまとめきれてません。ということで、お散歩に行って、おやつを買って、逃避中。

 こないだネットで「51 hours left to live」というタイトルのページがすごい反響であるというのを見ました。末期がんでもやは打つ手もなく、痛みだけが生きる意味である人が、米国のある州のルールで尊厳死を選択しました。その人の書き込みに多くの人が質問や感想などのメッセージを寄せました。

 ある人の質問で、「残される私たちに送るべきメッセージや教えがありますか?」というのに対し、本人が答えました。
「That nothing we have is worth hurting anyone else for. It's all fleeting people. Stop seeing race, color, sex, religion, etc.... Theyre all just people, and if you try to love them you won't lose anything.

我々が持っている何であれ、人を傷つける価値はないということ。何もかも儚いものだということ。種族も性別も宗教も。・・・」

 世の悩みがバカバカしくなるような、愚痴や怒りが無駄に思えるような、すてきな言葉だと思います。死に臨んで、我が身の儚さを実感すると、これ以上ないほどの思いやりに溢れることができるということなのでしょうか?