Amazon Kindle2を勢い余って購入

 先日勢い余ってAmazon Kindle2を購入しました。ご存知の方も多いと思いますが、今米国で大ヒット中のeBook readerですね。実際どんだけヒットしてるのかはよく知りませんけども、バーンズアンドノーブルも対抗商品を出したり、iPadもeBook storeを売りにしているあたり、結構盛り上がってるような感じです。
 このAmazon Kindole2は、まだ英語しか読めないということで、日本で購入できるはできるんですけども、3万弱は高いと思っていました。
 ところが調べてみると、なんと日本語が使えるようになるハックが存在していることが分かりました。そうなると話は大分変ってきます。このKindle2には簡易ウェブブラウザーがついています。そして、ここが重要なのですが、携帯3G回線使用料がなんと基本無料!AT&Tローミング料金が込みこみだそうです。
 世界の100だか200だかの国でただでウェブが使えると。これはすごいです。gmailがただでいつでも見れると。ただ日本語を入力するのはちょっと難しいんですけども。
 それから英語の自動読み上げ機能もある。なんだかんだいって勉強になりそうです。
 さらに英英辞書が入っていて、単語にカーソルを合わせると下に意味が出てくる。これまた勉強になりそうです。
 ということで、これは買ってみよーと、amazon.co.jpから購入をクリック!すると米国のamazon.comに飛ばされて、そちらで購入と相成りますが、一応国を識別して日本円で決済してくれます。アリゾナフェニックスから4日で届きました。おそらく運送料を強制的に高い設定にされているので、米国内輸送の最低料金よりも早いです。
 届いたkindle2をさっそく日本語ハック。とても簡単でした。
 簡易ウェブブラウザーで3G回線gmailを試してみたところ、使えないことはないことがわかりこれでかなり満足しました。
 試しにTimesやNewsWeekなんかもsubscribeしてみちゃったりしました。月4ドル程度で安いです。
 しかも著作権切れの文庫を電子化している青空文庫kindle単体からダウンロードできるシステムが出来上がっていることが分かりまして、福沢諭吉やら、坂本龍馬船中八策寺田寅彦、宮沢健二、太宰治などの本をばしばしダウンロード。
 他にも画像ファイル保存閲覧や、音楽ファイルの再生なんかの機能もあります。
 ちょっとびっくりするのがeInkというやつで、Kindleは白黒16階調だったかの画面表示ですが、電池を食うのは画面切り替えのときだけで、いったん表示したら電池を食わないということで、電源を切るとなんか有名な小説家とかの人物画とかが表示されっぱなしになります。意外に新鮮です。
 しばらく古典にはまりそうです。福沢諭吉の学問の独立とか面白そうです。新渡戸稲造の教育の目的なども読みたいです。