帰国後の印象1

 とうとう帰国しました。早くも帰国して10日ほど。久々の日本や高知について、いろいろ感じるところがありました。が、いろいろすぎてまったくまとまりそうもありません。

 で、テーマを絞って少しずつ書いて行こうと思います。最初は食!について。それほど大きな感動ではありませんが、やっぱ違ったんだなぁ、とつくづく気づかされます。

 まず大きな感動がないのは多分もういい加減いいオヤジだからだと思います。それから日本の方がいいと思うのも、いいオヤジになってからの海外だからだと思います。

 海外生活もいい加減長期になってきますと居心地のいいところで安定します。家ではほぼ日本食、外食もマックか中華・コリアンという選択になってきます。これが試行錯誤で失敗を繰り返した末にたどり着いた安定なのです。おもしろいのが日本食レストランにはほとんど行かないところです。西海岸ならほとんど問題ないのですが、中央部はかなり日本と違います。

 最も日本食に近いのは家で食べる晩ご飯だと思います。向こうでは全然行けてると思っていました。米も普通の味のものを選べるようになったし、食材も間違いなく行けてるのを選べるようになってました。

 で、帰国しますと、まったくもって、レベルが違う。日本の米の方が全然洗練された味。いろんな食材が一つ頭飛び抜けてうまい。高知のトマトすごいです。
 それから向こうでは食べられなかった生卵や新鮮なお魚は全く以て異次元です。
 これは自分がオヤジだったため日本の食事に体が馴染んでいることが原因だと思いますが、どうも娘を見ていても食いつきっぷりが違います。味覚はDNAで受け継がれるのでしょうか?

 明らかにケーキの甘さとかに外国人との好みの違いがありますし、一品持ち合いパーティー(ポトラックと言って、意外とよくある)でも日本食は外国人に受けが悪かったです。でも、それも外国で手に入る日本食で、日本人からしてもちょっと違いますね。

 いや、ま個人的にはどう考えても日本の食事がうまい!でいいです。