2月後半

2月ももう終わるぅぅぅう。

 

12日に卒論終了後、14日は飲み友と飲み会、15日は二日酔い、16日は高知龍馬マラソン参加!

1ヶ月ほど前にバドミントンで足を痛めまして、歳のせいか治りが悪く、チクチク痛いままでした。今回は研究室の学生全員と研究室オリヂナルTシャツを着て走ることになっていたので、どうなるかわからないけど参加しました。痛み止めのバファリン飲みました。スタートは学生よりもだいぶ前にいました。オリヂナルTシャツの5人組を見かけるも、声かけせず。なんかはずかしー。天候は龍馬マラソン初の小雨。気温はやや寒い程度でした。

で、いざ走ってみると、まぁちょっと痛いけどなかなかいける。キロ7分から7分半のスローペース。このまま行ければ6時間切ってゴールだー!といつも序盤は思います。

が、15キロくらいから痛み止めが切れたのか急に足が痛み出しました。17キロで歩き始めまして、とりあえず1キロ歩いてみたところ11分。こらダメだー。どうせどっかの関門で時間切れになる。がんばって半分は行こうと、だましだまし走ったり歩いたりで22キロまで行きました。そこでもうリタイヤすることに決めました。ここまでに、10キロで一人学生に抜かれ、20キロで一人学生に抜かれました。で、22キロのところで後続の学生を待っていると、二人やってきました。

「あと半分頑張れー、俺はリタイヤするわー。」

聞くと、最後の一人は結構序盤で遅れているということで、会えずにバスでゴールの競技場に行きました。荷物をとって着替えて駅に戻るバスに乗って帰宅しました。今のテクノロジーはすごくて、ネットで学生たちがどの辺を走っているかわかります。最初の二人は余裕の時間でゴール、次の二人はまぁまぁギリギリの時間でゴール、で最後の学生はもう無理かなと思ったのですが、なんと制限時間数分過ぎたけど根性でゴール。すごい!私以外全員無事にゴールしました。もうちょっと頑張ればよかったかな・・・。

 

で、翌週はちょろちょろ仕事しましたが、あまりはかどりませんでした。今週は25日に国立大学前期試験対応、26日の昨日は研究室お疲れ飲み会でした。年度末に向けていろいろやらねばならないことたくさんあるのですが、逃避中です。

 

 最大のイベントは3月14日から10日ほどニュージーランドです。3年前のIODP航海の下船後研究成果発表会です。楽しみです。ポスターふたつ作らないといけない。

 業績もまとめなきゃならない。ほかにもやることあるあるー。忙しいはずなのですが、逃避中。

 

今年もまた卒論無事終了

 2月半ばは卒論の季節ぅう。

 昨日、無事卒論発表会が終わりました。みな、大変良かったです。何が良かったかというと、最後の成長の勢いですね。私自身、半分あきらめ入ってるところもあったのですが、なぜか最後はちゃんとできるという感じでした。

 ここ数年は超燃費指導しています。ある程度軌道に乗ったら私からあれしろこれしろ言いに行かない。学生が来るのを待っている感じです。来ないなら来ないで、自分のことやってます。そのほうが学生が自分で考えるようになって、社会のリーダーとしての経験を積めるような気がしてきました。卒論発表の最後の成長を見て、やっぱりちょっと放置ぎみがよいなと思いました。

 大学での学びとはなんでしょうね。指導教員が超燃費指導とか言っていいのか?放置とか、教員として怠けてんじゃないの?と思われる方もおられましょう。そうかもしれません。

 最後の成長ってどの辺で感じるものでしょうか?それはですね、私が言った論理をちゃんと学生が自分の頭で理解する、ということです。論理とは、ストーリーのことです。私が言えば伝わるようなものではないのです。なかなか聞いただけでは理解できないのです。自分で英語を読んだり、データを取ったり、計算したり、グラフを書いたり、それぞれのパーツがまずあります。そのパーツの定義、実験の手法の意味、物理次元、などなど、基本的に押さえておくべき知識があります。そのパーツがどのように論理的に組み合わさって、妥当な解釈へと導かれるのかの議論。これがストーリーですね。論理。これは、勉強ができるとかテストの点がよいとかとは別の次元です。キラリと光る自分らしさが現れます。

 テーマの重要性、そのテーマに関するこれまでの研究背景、その問題点の指摘、解決方法、基礎データの定義、紹介、議論、解釈、結論、という論理を理解して、12分で発表し、3分の予想外の質問に対応する。こういう学びは良いことではないでしょうか?

 最後の最後で卒論生はみなこれを自分の言葉で十分にやりました。ありがたいことです。

年末年始

みなさん、もはやあけおめではないですが、今年もよろしくお願いします。

 

 年末の米国学会出張、すぐさま東京出張、で関東に帰省して、新年に高知に戻ったら、すぐさままた米国出張、からの東京出張で、新年早々忙しかったです。疲れましたが、大変楽しかったです。飛行機たくさん乗ったわ。

 

 新年の米国出張は、国際海洋掘削計画の掘削提案書を評価する会議に参加するためでした。50人くらいだったかな?知っている面々が多くいて、大変楽しめました。評価は大変でした。6日出発11日帰国。で、連休挟んで14日からちょっと大学に初出勤したあと、16日から今度は東京出張。これは、新たな掘削提案書を作成するための会議に参加するためで、最初は個別の案件、二つ目は全体的な会議でした。帰ってきたのが21日。22日の昨日からようやく落ち着いて大学で仕事しています。

 卒論指導4件やばい、3月のニュージーランドの会議にむけて講演要旨2件執筆(月末締め切りだけど共著者チェックで今週中がベスト)、5月の地球惑星連合大会の講演要旨執筆(2月頭締め切りだけど、やっぱり共著者チェックで今週中がベスト)、今度の土日は筑波大と巡検、来週は元指導教員と打ち合わせ、などしばらくやばいです。とかいって、こんなこと書いているのは逃避です。あははー。集中力ない。

 

 2月頭に卒論提出、半ばに卒論発表。これが終われば一段落です。学生ちゃんがんばってー。

 

 7割くらい書いた論文が2ヶ月ほど放置中なんだけど、これもさっさと片付けたいな・・・。無理だけど。

 

 

東京出張

 東京出張から帰ってきました。

 前回のポスト、酔っ払って書いてろくなもんじゃないけど、そういう調子こいている時もあるから、まぁいいかな。

 世の中には頭のいい人がいるもんだなぁ。俺なんか全然追いつていないよ。でも、とっても満足、という話なんだけど、俺もすげーとかかいちゃった。あほ。

 

 言い忘れていましたが、American Geophysical Unionでは、ドイツのオフィスで相部屋だった韓国人のヨンジュンと、バドミントンを一緒にやった中国人のユエヤンと3年ぶりに再開しました!ヨンジュンは私がドイツを去った後半年(トータル1年)で、韓国に帰国。韓国の業績評価と日本の業績評価の違いとかで盛り上がりました。ユエヤンはまだドイツにいて、4年目かな?中国の奨学金が切れて、ボスのプロジェクトマネーで研究を続けているということでした。博士を取ろうとしているのですが、ドイツの博士は非常に厳密で難しいです。話した感じあまり順調ではなさそうでした。そんなドイツの博士課程の学生を何人も見てきましたが、聞いててあまり穏やかではありませんね・・・。

 

 で、東京出張ですが、前半は正月明けの国際会議のための国内事前会議で、大変勉強になりました。後半は石油業界系の専門ソフトウェアの講習会と成果発表会でした。これまた大変勉強になりました。

 

 今年は今週いっぱい出勤して、28日から帰省です。高知に帰るのは1月3日だったと思います。1月6日から米国サンディエゴで国際会議。11日に帰国して、14日から初出勤となる予定です。

 

 みなさん、メリークリスマス アンド 良いお年を!

米国の学会から帰国からの東京出張

 先週は毎年恒例の米国地球惑星科学連合の学会に参加してきました。今年はポスター発表でしたが、まま人が来て、情熱の滾りをぶつけました。たまにポスターも悪くない。

 相変わらず飲みすぎ。日曜入りしてとりあえず爆飲み。月曜は中華街でまま飲み。火曜はやばいと思って休憩。水曜は海洋掘削科学関連で飲みすぎ。木曜はサンフランシスコ在住の友達の家に招かれて飲みすぎ。最後の金曜日は夢のような会合でやや飲み。今年は木曜金曜で最高でした!

 今年の発表はもう人生最高のネタでした。はっきり言って誰も追随できないと思います。いいよいいよ、もうそれでもいいよ、だけど、それも理解した上で俺の方が上だよ、と思います。調子こいてます。だけど本当にそうなんです。世界には天才がおります。その天才性を理解することができる俺がすごいと思ってしまいます。というか、自分が今回やったことが実はずいぶん前にコンセプトとして考えていた人が世界にいたことに感動しています。そして、そのコンセプトを検証するに足る技術とデータと頭脳が今自分の手の中にあることに感謝します。

 

 とか、

 

偉そうなこと言ってるのは、今私が一人飲みで酔っ払っているからであります。月曜の早朝に帰国して、その足で大学へ。バドミントンやりました。で、自宅に二泊して、また東京出張3泊です。今東京のビジネスホテルにいます。明日明後日仕事して、土曜に高知に帰ります。で、来週は大学で仕事して、週末から帰省です。で、また新年高知に帰ったらすぐ米国出張。いろいろ楽しみです。

 

勉強が楽しいです。新しいことを知るのは楽しいですね!世界は広い!しかし僕の理解の範囲にある。何か新しいことを作っている自負がある。それを学生に伝えたい。